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深瀬家長屋門を市重要歴史記念物に指定 川崎市教委

7/4(火) 10:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 川崎市教育委員会は3日、同市幸区南加瀬3丁目の深瀬家長屋門を市重要歴史記念物に指定した、と発表した。112番目の指定で市内の長屋門では、中原区の安藤家長屋門に続き2番目。

 深瀬家長屋門は、江戸時代の18世紀末から19世紀前半頃に建てられたと推定される、寄せ棟造りの木造平屋。幅約15・6メートル、奥行き3・7メートル、高さ5・4メートルで、門の両脇部は、物置や門番の部屋として使われていたとみられる。同家は江戸時代初期までさかのぼる旧家で、江戸時代には名主を務めていたという。

 門は、もともとかやぶき屋根だったが、1987年に改修工事を行った際、瓦ぶきになった。「当初の部材と構造形式をよくとどめ、市内に建築された近世名主住宅の長屋門実態を伝える建築として貴重な存在」として6月30日の教育委員会(非公開)で指定された。市教委文化財課は今後、市民を対象に見学会の開催などを行うという。