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“暑中見舞い”で振り込め抑止へ かもめタウンメール活用

7/4(火) 20:47配信

カナロコ by 神奈川新聞

 ◆相模原の金融機関防犯連絡協が注意喚起
 振り込め詐欺を防ごうと、相模原地区金融機関防犯連絡協議会(会長・山下明良横浜銀行相模原駅前支店長、18金融機関、46店舗・郵便局)は今月、相模原署と同市と連携し、詐欺の手口を紹介し、注意を呼び掛けるはがき約2200枚を作成した。電話の近くに貼ってもらえる工夫が施されたデザインで、中央区の高齢者が多い地区に重点を絞り、暑中見舞いとして送付する。

 使用するはがきは、郵便局のくじ付き暑中見舞い用はがき「かもめーる」。宛名部分に個人情報ではなく、配達する地域名(丁目、町単位)を記載し、該当エリアすべての世帯に配達できる「かもめタウンメール」のサービスを活用する。振り込め詐欺の多発地域や高齢者世帯の多いエリアなどに集中的に届ける。

 同協議会で分析した結果、70~89歳で単身や高齢者夫婦が非常に多い地域の一つとして、今回は同区横山1~3丁目に絞り、2267世帯を対象にした。はがきは1枚62円で、費用の合計14万554円は同協議会で負担する。

 はがきの表面には、暑中見舞いのあいさつ文とともに、参加した同協議会の各金融機関名の一覧を掲載。裏面には、電話機の近くに貼ってもらうよう、子どもや孫の携帯電話番号を記入する欄を設けるとともに、「対策メモ」として、「携帯番号が変わった!」「小切手の入ったかばん忘れた!」「今すぐお金が必要なんだ!」など、実際に想定される電話内容の文言を記した。

 一向に減らない詐欺被害に同協議会の山下会長は「このはがきが注意喚起や被害抑止につながれば」と効果を期待している。