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リニア建設発生土受け入れも 東扇島埋め立てで川崎市検討

7/4(火) 22:31配信

カナロコ by 神奈川新聞

 川崎市は、リニア中央新幹線の梶ケ谷非常口(宮前区梶ケ谷)の建設で発生した土を川崎港・東扇島の堀込(ほりごめ)部埋め立て事業で受け入れを検討していることを明らかにした。受け入れの可否を判断し、JR東海側と条件が合致すれば2020年度から受け入れを開始する。

 堀込部は東扇島の中央部にある凹型の水面を埋め立てる事業。コンテナ取扱量の順調な伸びに対応して関連用地や自動車保管用地を確保することを目的にしている。

 建設発生土約140万立法メートルを受け入れて埋め立てる計画で、埋め立て面積は約12・5ヘクタール(横約290メートル、奥行き約430メートル)。本年度中に埋め立て免許を申請し、25年度の完成を目指す。概算事業費は約240億円。

 JR東海は6月1日、リニア中央新幹線建設に伴う梶ケ谷非常口から搬出する発生土を東扇島埋め立てで受け入れることを市に要請。市は今後、受け入れの可否を検討することで同8日に回答している。市側で受け入れる場合の発生土の環境基準などの条件を検討し、受け入れ量や事業スケジュールなどで折り合えば受け入れを開始する。

 かつて港湾では船が多く着岸できるよう岸壁延長を確保するために堀込部が設けられたが、近年は船の大型化に対応して埋め立てることが多いという。