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レクサス、IMSAデビュー後初のトップ5入り。「予選のように可能な限り攻めた」

7/4(火) 18:49配信

オートスポーツweb

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)第6戦は7月2日、ワトキンスグレンで6時間の決勝が行われ、GTDクラスで2台のレクサスRC F GT3を走らせる3GTレーシングは14号車レクサスが6位、15号車レクサスは5位でチェッカー受け、2017年にデビューした新型RC F GT3が初めてトップ5フィニッシュを果たした。

【画像】アメリカ独立記念日のスペシャルカラーリングとなったレクサスRC F GT3

 アメリカ・ニューヨーク州のワトキンスグレン・インターナショナルで開催されたWSCC第6戦。3GTレーシングは伝統の6時間レースに、14号車レクサスはレギュラードライバーのセージ・カラム、スコット・プルエットの2名、15号車はジャック・ホークスワース、ロバート・アロンのペアにオースティン・シンドリックを加えた計3名のドライバーラインアップで臨んだ。

 前日に行われた公式予選は、雨上がりでところどころにウエットパッチが残る路面状況のなかで行われた。

15号車レクサスはホークスワースがアタックを担当。15分間の予選セッション中、濡れた路面に足をとられ単独スピンを喫する場面もみられたが、最終的にクラス3番手タイムとなる1分46秒724をマーク。セカンドロウを獲得する。

 一方の14号車レクサスはクラス9番手タイムを記録したものの、セッション終盤に単独スピン。そのままガードレールに激突し、マシンのフロントを大破させてしまった。

 このアクシデントにより赤旗が提示されたことで、原因を作った14号車レクサスのベストラップは規定により抹消。翌日の決勝はクラス最後尾、17番手からのスタートとなった。

 2日(日)10時10分、6時間レースのスタートが切られると最後尾スタートの14号車レクサスを駆るカラムが、前日の失敗を取り戻すかのような驚異的なペースで順位を上げていく。

4周目にはトップ10圏内に入った14号車レクサスは、クラス全車中もっとも早くピットに戻り、2スティント目には5番手に浮上。アンダーカットを成功させた。

 一方、セカンドロウからスタートした15号車レクサスは、1回目のピットストップを全車中もっとも遅いタイミングで実施。ポジションアップにはつながらなかったが、3番手をキープしてレースを進めていく。

 レース終盤、14号車レクサスが6番手、15号車レクサスは8番手でこの日5回目のフルコース・イエロー(FCY)を迎える。このタイミングで2台のレクサスを含む各車が最後のピットインを行うと、14号車レクサスは5番手、15号車レクサスは7番手にコース復帰。レースはラスト25分のスプリントバトルとなった。

 各クラスで激しいバトルが繰り広げられるなか、レース後半戦に入りファステストラップを記録するなど、勢いに乗る15号車レクサスのホークスワースは、6番手を走る57号車アウディR8 LMS、5番手の僚友14号車レクサスをパスして5位でチェッカー。WSCC参戦6戦目で初めてのトップ5フィニッシュを達成した。

 また、14号車は今季3度目の6位フィニッシュとなり、レクサスRC Fは6時間の耐久レースを2台揃って完走している。

「ファステストラップを記録するなど、1日をとおしてRC F GT3とともにレースを楽しめた」とレースを振り返ったホークスワース。

「最後の2スティントは、まるで予選セッションのように可能な限り攻めたんだ。僕たちマシンは絶好調で、自由自在に操ることができた」

「レース中盤、不運なペナルティなどもあったけれど、そこからトップ5まで復帰できたから満足しているよ」

 レース序盤に怒涛の追い上げを見せたカラムは「14号車、そして15号車にとって素晴らしい1日になったと思う。5位はチームにとってこれまでの最高位だしね」とコメント。

「序盤は戦略が当たって一時首位に立つこともできた。しかしその後、不運なペナルティに見舞われてしまったんだ。ふたたび追い上げたけれど、上位に復帰するには遅すぎた」

「僕たちの14号車にとっては3度目の6位。次戦以降は必ずさらにに上位を狙えると思う。RC F GT3はレースを重ねるたびに速くなっているからね。次戦モスポートが楽しみだよ。モスポートは僕のお気に入りのコースなんだ」

 WSCCの次戦第7戦は、第6戦からわずか1週間後の7月7~9日にかけて、カナダのボーマンビルにあるカナディアン・タイヤ・モ―タースポート・パーク(モスポート)で2時間40分のセミ耐久レースが行われる。

[オートスポーツweb ]