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味爽やかバレンシア 収穫始まる

7/4(火) 16:45配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市上秋津で、バレンシアオレンジの収穫が始まった。米カリフォルニア州原産のかんきつで、爽やかな味が特徴。上秋津は国内で最も盛んといわれる。本年産は少雨により味が良く、8月上旬まで続く。

 上秋津でバレンシアオレンジの栽培は約100年前から始まった。地区では年間を通じ約80種のかんきつが栽培されており、バレンシアは唯一、夏に収穫される。

 JA紀南指導部によると、上秋津を中心に管内の80農家が計約8・3ヘクタールの園地で栽培している。今季の収穫は平年並みの6月下旬から始まった。5、6月が少雨だったため、実太りが進まなかったが、下旬の雨で一気に育ったという。収穫量は産地全体で昨年よりやや少ない127トンを見込んでいる。

 森山薫博さん(63)は7月2日から収穫を始めた。袋をかぶせた実を一つずつ丁寧にもぎ取ったが、高さ約7メートルの高木もあり、はしごを使い苦労していた。

 出荷は一部、関西の生活協同組合(コープ)に流れるが、ほとんどが地元で流通、直売所や小売店で販売している。

最終更新:7/4(火) 16:45
紀伊民報