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金沢で観測史上最大 七尾市、能登、穴水町3251人に避難勧告

7/4(火) 15:43配信

北國新聞社

 4日の石川県内は台風3号の影響で梅雨前線の活動が活発化し、広い範囲で大雨に見舞われた。金沢では午前9時58分までの1時間に、7月の観測史上最大となる61・5ミリの非常に激しい雨が降った。七尾と能登、穴水の3市町は計1259世帯3251人に避難勧告を出した。七尾市と穴水町で住宅と納屋計2棟が床下浸水し、道路の冠水や土砂崩れが相次いだ。けが人はいない。金沢地方気象台は、土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けている。

 金沢地方気象台によると、6月30日午前10時から4日午前11時まで5日間の総降水量は宝達志水285・0ミリ、輪島三井270・5ミリ、志賀259・5ミリ、七尾248・0ミリ、金沢245・0ミリなどとなった。

 気象台は県内全域に大雨警報、加賀地方に洪水警報を出した。加賀には一時竜巻注意情報も発令した。

 記録的な大雨になった金沢市では、中心部などで道路が冠水した。午前11時半ごろには、北森本町の森下川が氾濫危険水位を超えた。市は市民センター7カ所と福祉健康センター3カ所に自主避難所を開設した。

 穴水町では午前9時35分、曽福地区43世帯123人に、七尾市は午前9時40分、流域の中島・熊木地区の831世帯2303人に、それぞれ避難勧告を発令した。能登町では山田川が氾濫危険水位に達し、流域の瑞穂地区の385世帯825人に避難勧告を出した。

 小松市中海町の梯川では午前7時半ごろ、川岸ののり面が幅20メートル、高さ4メートルにわたり崩れ、近くの市道が通行止めとなった。

 県道は、白山市白峰の主要地方道白山公園線など8路線で通行止め、3路線4カ所で片側交互通行となった。白山白川郷ホワイトロードは通行止めとなった。JR北陸線は金沢―小松間で一時運転を見合わせた。

 金沢地方気象台によると、台風3号は4日夜に県内へ最接近するとみられる。県内は5日正午までの24時間降水量は多い所で150ミリと見込まれる。

 石川県農林水産部のまとめによると、県内の農道や林道などで、のり面の崩壊が計70カ所で発生した。

 県砂防課によると、午前10時ごろ、能登町上の民家裏で土砂が崩れ、納屋に入り込んだほか、町道にも流出した。

北國新聞社

最終更新:7/4(火) 15:43
北國新聞社