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浅川財務官留任は国際情勢踏まえ決定、3年目-麻生財務相

7/4(火) 13:58配信

Bloomberg

麻生太郎財務相は4日、3年目となる浅川雅嗣財務官の留任について、現在の国際情勢を踏まえた人事だと説明した。閣議後の会見で財務省の幹部人事を発表した。

麻生氏は、浅川氏が経済協力開発機構(OECD)租税委員会議長としてBEPS(税源浸食と利益移転)プロジェクトを進めるなど国際交渉の経験が豊富な点を評価したと説明。「世界中が期待する人事だ」と述べた。3年連続で財務官を務めるのは2004年に就任した渡辺博史元財務官(現・国際通貨研究所理事長)以来。

野党から批判を受けた森友学園問題を巡り国会答弁に立った佐川宜寿理財局長は、国税庁長官に就任する。麻生氏は佐川氏が「丁寧な説明に務めてきた」とし、「瑕疵(かし)がある訳でもない。適材だと思っている」と話した。

人事は5日付。佐藤慎一事務次官の後任には福田淳一主計局長が昇格する。主計局長には岡本薫明官房長、理財局長には太田充総括審議官が就き、星野次彦主税局長と武内良樹国際局長は留任する。

また、麻生氏は大臣規範に抵触して在任期間中にゴルフ会員権を購入したことを認め、「投機目的ではないが、自粛すべきものであった」と弁明。「不注意だった。おわびしたい」と謝罪した。

Maiko Takahashi

最終更新:7/4(火) 13:58
Bloomberg