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里山の魅力、写真で発信 常陸太田でイベント、プロカメラマン指導

7/5(水) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

移住・定住促進につなげようと、常陸太田市の里山の魅力を写真で切り取るイベント「とるたび」が始まった。プロカメラマンの指導の下、参加者一人一人が地域を歩きながら自然の風景や人々の暮らしを撮影し、会員制交流サイト(SNS)で発信していく。

主催は同市里美地区を拠点に地域活性化に取り組む「合同会社ポットラックフィールド里美」(岡崎靖代表)。同社は2015年に岡崎代表と元市地域おこし協力隊員が設立し、地域資源を生かした商品開発や教育体験事業などを行っている。

イベントはプロカメラマンの塚田慎さん(32)が、4月に市地域おこし協力隊に加わったことをきっかけに、岡崎代表が発案。市内外から募った参加者に、塚田さんから撮影技術を学びつつ、気軽に楽しみながら山村の風土や食の魅力を感じてもらう狙い。

6月25日に同市折橋町で行われた初回の「里美編」には男女4人が参加。町内を流れる里川沿いや神社などを歩いて巡り、山並みや草花、農家の作業風景などをスマートフォンで撮影。写真はSNSの「インスタグラム」に、ハッシュタグ「#torutabi」を付けて投稿した。

水戸市から参加した会社員、赤岩正樹さん(58)は「写真を撮ろうと思わなければ気付かなかった花や虫の細かなところが見えて楽しく歩けた」とにっこり。写真の構図やアングルなどをアドバイスした塚田さんは「撮る人の発想を大事にした、参加者主体のイベントにしたい。(投稿写真が)どんどんたまっていけば面白い写真集ができるはず」と話した。

イベントは7月以降も実施していく予定で、岡崎代表は「常陸太田に来て楽しみ、見て楽しんで、興味を持つきっかけしてもらえれば」と話している。問い合わせは同社(電)0294(33)5313。


(長洲光司)

茨城新聞社