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【巨人】坂本V打で70日ぶりコイに勝った!足でも魅せた6年連続2ケタ盗塁

7/5(水) 5:03配信

スポーツ報知

 巨人が8試合ぶりに広島戦で勝利。チームの連敗を4で止めた。6回に坂本勇の適時打などで2点を先制。9試合ぶりに先取点を奪うと、8回には代打・亀井がタイムリー。今季初めてマギーをスタメンから外した打線が10試合ぶりに2ケタ安打を放った。先発の田口は7回4安打無失点の快投で、リーグトップに並ぶ7勝目。防御率と合わせ、セ・リーグの投手2冠に躍り出た。

 崩されなかった。坂本勇は軸足に体重を残しながら、低めへ沈む変化球を鮮やかにはじき返した。

 「いい投手なので、(対応は)状況を見て我慢しながらと思っていました。重信が早いカウントで走って得点圏に行ってくれたので、かえすだけだった。点に結びついてよかったです」

 両軍無得点の6回。重信が二盗を決めて1死二塁とすると、背番号6は右太ももをポンポンと叩いた。野村のチェンジアップを捉えた打球は、鋭いライナーで左中間へ飛んだ。6月27日のヤクルト戦(山形)以来となるタイムリーは、先制V打となった。

 開幕から安定して安打を積み重ねてきたが、交流戦終盤あたりから打撃に違和感を覚えるようになっていたという。バットの軌道など試行錯誤する中、二岡打撃コーチから「体重が乗り切っていないから、右足の使い方をもう少し考えてみたらどうだ?」と助言された。下半身に疲労が蓄積する中、右足で踏ん張りきれずに投手側へ体重が流れていたことに気づいた。真後ろからトスされた球を打つ練習も取り入れ、重心を後ろに残す形を体に覚えさせた。初回には中前打、7回には右前打。今季8度目の猛打賞で成果を見せた。

 過酷な夏を戦い抜くために、入念にコンディション管理している。「いろいろと経験もしてきているし、できる限りの準備はしないといけない」。試合後には温水と冷水に交互に漬かる交代浴で疲労軽減に努め、試合や移動がない休養日には行きつけの治療院へ足を運んで体をメンテナンスしている。タイムリーの直後、阿部の打席では二盗を決めて6年連続で2ケタ盗塁。今季は12回のうち10回盗塁を決め、成功率は8割3分3厘と足でも見せている。

 主将のバットに導かれるように、チームは10試合ぶりの2ケタ安打で9連戦初戦に快勝した。広島戦の連敗を7でストップし、4月25日以来70日ぶりの勝利に由伸監督は「広島になかなか勝てていなかったので、そういう意味でもいい勝ちだった」と胸をなで下ろした。だが、まだ2勝10敗と大きく負け越している。坂本勇は「それ(広島戦に分が悪いのは)はみんな分かっていると思うし、アタマを取れたので、明日が大事になる」と切り替えた。一歩ずつ、距離を縮めていくしかない。(尾形 圭亮)

最終更新:7/5(水) 22:33
スポーツ報知

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