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日本企業11億円投資の工場 南部科学工業園区で着工式/台湾

7/5(水) 11:36配信

中央社フォーカス台湾

(台南 5日 中央社)台南市の南部科学工業園区で4日、富士紡ホールディングス(東京都)の孫会社、台湾富士紡精密材料の工場着工式が行われた。式典には台南市の頼清徳市長、富士紡ホールディングスの中野光雄社長、南部科学工業園区管理局の林威呈局長らが出席。工場では半導体などに使われる研磨パッドを製造し、台湾の半導体メーカーの生産への貢献が期待される。頼市長は台南における半導体産業の優位性が確立され、海外企業にとっても大きな魅力を持っていることの表れだと喜びを示した。

富士紡ホールディングスは研磨材事業や化学工業品事業、繊維事業などを営む傘下企業の管理を行う持株会社。近年は紡績技術を応用し、IT分野などにも事業を展開している。台湾富士紡精密材料によると、台南市の工場建設には3億台湾元(約11億1000万円)が投資された。工場では顧客の需要に合わせた新型研磨パッドの生産が行われ、将来的には技術移転の方式で、台湾での関連産業の発展を図るとしている。

林局長によれば、同園区内には現在38社の外資が投資、入居しており、そのうちの21社が日本企業。日本企業は重要なパートナーであり、互いの技術の優位性を発揮し合い、世界市場への進出を進めていくべきだと意気込みを示した。

(楊思瑞/編集:楊千慧)