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【香港】中国5県が観光説明会、訪日客取り込みへ

7/5(水) 11:30配信

NNA

 日本の中国5県(岡山、島根、鳥取、広島、山口)へ訪日旅行者を誘致することを目的とした観光説明会「2017中国地方インバウンドフォーラム」が4日、香港で開かれた。地場の旅行会社や航空会社、メディア関係者に、中国地方の観光情報や最新動向を説明したほか、商談会や意見交換会などを実施した。
 フォーラムは国土交通省中国運輸局、中国地域観光推進協議会が主催した。香港で同様のフォーラムを開くのは去年に続いて2回目で、日本からは28の自治体・民間企業が参加。香港地場からは36社・55人が集まった。
 ここ最近は岡山空港と米子空港への香港直行便の就航によって、香港人訪日客は増加傾向にある。香港では個人客も増えているが、ツアー客も多いとして、観光情報を提供し、商談の場を持つことで観光商品の開発を促す狙いがある。
 出席した岡山県の伊原木隆太知事は、「香港からの訪日客が増えており、このタイミングでPRするのは大事。香港での訪日人気は中国本土にも影響を与える」と説明。特に香港では、大都市をおさえた人気ルートよりも地方を巡るルートに関心が集まっているとして、中国5県で協力して呼び込んでいくと意気込んだ。また、海外での観光PRでは、岡山県単独で行うよりも、広域の中国5県で行う方がインパクトを与えられるとの考えを示した。近く、台湾やタイでのフォーラム開催も予定している。
 説明会では、5県の観光地のほか、都市間の移動手段や交通面での優待サービス情報などを紹介。県をまたいで観光地を巡るおすすめルートも提案した。
 その後行われた商談会に参加した鷲羽ハイランドホテル(岡山県倉敷市)の担当者は、「2年前から台湾、香港からの利用者が増えている中、特に今年は香港の個人客が急増している。まだ岡山県や四国のエリアは知られていないので、人気を集めている」と述べた。倉敷市を中心に、姫路市や神戸市、四国などを訪れ、平均5泊する旅行者が多いという。同ホテルの全宿泊者に占める海外旅行者の割合は現在約2~3割となっているが、さらに増やしていく方針だ。
 岡山県は香港の訪日旅行市場が特に成熟し個人旅行客も多いとして、PRデスクを設置。同デスクは香港に拠点を置く日系PR会社、コンパスコミュニケーションズインターナショナルが務める。

最終更新:7/7(金) 14:15
NNA