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東出昌大1人2役に挑戦、濱口竜介が柴崎友香の小説「寝ても覚めても」映画化

7/5(水) 5:00配信

映画ナタリー

「ハッピーアワー」の濱口竜介が、柴崎友香の小説「寝ても覚めても」を実写映画化。東出昌大が1人2役で主演を務め、2018年に公開されることがわかった。

【写真】唐田えりか(他1枚)

原作「寝ても覚めても」は、芥川賞作家の柴崎が2010年に発表し、第32回野間文芸新人賞を受賞した恋愛小説。忘れられないかつての恋人と、その恋人と同じ顔をした現在の恋人との間で揺れ動く女性の姿を追う。映画では、東出がミステリアスな自由人・麦と、優しくて誠実なサラリーマン・亮平に扮し、初の1人2役に挑む。ヒロインの朝子を、現在放映中のソニー損保のCMに出演し、ドラマ「恋仲」で女優デビューした唐田えりかが演じる。

東出は「不安と好奇の入り混じった複雑な想いで、台本と睨めっこしている日々を過ごしておりますが、奇跡のような映画を作れればと思っております」、唐田は「こんな大役をやらせて頂くのは初めてなので不安や恐怖もあり、プレッシャーを感じていたのですが、東出さんに、『朝子があなたで本当に良かった』と言って頂けた瞬間に、思わず嬉し泣きしてしまいました」とそれぞれコメント。本作が商業映画デビュー作となる濱口は「私自身が心から面白いと思っている小説の映画化、その監督を任されたことに興奮と緊張を同時に感じています。この小説とキャストの出会いを、この上ない幸運と感じています」と意気込みを語った。

東出昌大 コメント
このお話を伺ったのは2年前でした。
それから、ずっとずっと首を長くして、今夏ようやっとクランクインを迎えられます。
今は嬉しくて堪りません。
不安と好奇の入り混じった複雑な想いで、台本と睨めっこしている日々を過ごしておりますが、
奇跡のような映画を作れればと思っております。
頑張りますので、楽しみに待っていて下さい。宜しくお願いします。

唐田えりか コメント
初めて台本を読んで泣きました。
とっても素敵な物語で、胸が苦しくなったり、温かくなったりと感情移入してしまいました。オーディションが終わってからずっと受かってますようにと願っていたので、
受かったよと聞いたときは本当に嬉しかったです!!
ですがこんな大役をやらせて頂くのは初めてなので不安や恐怖もあり、プレッシャーを感じていたのですが、東出さんに、「朝子があなたで本当に良かった」と言って頂けた瞬間に、
思わず嬉し泣きしてしまいました。
それからは私で良かったんだと自信が持てるようになりました。
素敵な方々とご一緒できるのが、既に楽しみで幸せで仕方がないです。
この作品に私の全てを、それ以上をかけます!
十代最後の夏、大恋愛します!

濱口竜介 コメント
私自身が心から面白いと思っている小説の映画化、その監督を任されたことに興奮と緊張を同時に感じています。
長い企画開発中、「同じ顔を持つ二人の男を愛してしまう女」という荒唐無稽さと、緻密な生活描写を併せ持つこの小説の「面白さ」はそもそも映像化可能なのかと不安にもなりました。
そんな中、主人公の「麦 / 亮平」として東出昌大さん、「朝子」として唐田えりかさんを迎えられたことで、この小説はむしろ映像化されることをずっと待っていたのではないか、そんな心持ちになりました。
この小説とキャストの出会いを、この上ない幸運と感じています。今もリハーサルしつつも続く脚本直しの中で、
「寝ても覚めても」(タイトルがまたとても好きです)という原作の、途方もない面白さや、懐の広さを改めて感じているところです。そしてキャストの2人の存在が、私の緊張を和らげてくれています。きっと、この上なく面白い映画になるでしょう。期待してお待ちください。

柴崎友香 コメント
誰かに恋をしたとき、なぜどうしてもその人でなければならないのか。
誰かを想うとき、最後に残る強い気持ちはなにか。それを知りたくて手探りでこの小説を書きました。
今回の映画ではどんな風景が見えるのだろう。
きっとわたし自身も驚くようなことが起こる、そんな予感を持って、完成を心待ちにしています。

最終更新:7/5(水) 5:00
映画ナタリー