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【新日LA】初代IWGP・USヘビー級王者ケニー「G1連覇」予告 飯伏を挑発

7/5(水) 11:00配信

東スポWeb

【カリフォルニア州ロサンゼルス2日(日本時間3日)発】新日本プロレスのロス大会で行われた初代IWGP・USヘビー級王座決定トーナメントは、ケニー・オメガ(33)が石井智宏(41)との決勝戦を制し初代王者に輝いた。新設ベルトを巻いた王者は真夏の祭典「G1クライマックス」(17日、札幌で開幕)連覇へ向け、盟友の飯伏幸太(35)に強烈なメッセージを送った。

 準決勝でケニーはジェイ・リーサル(32)を、石井はザック・セイバーJr.(29)を下し迎えた決勝戦。20分手前にケニーが場外のテーブルへの断崖式ドラゴンスープレックスという“鬼畜技”を発射したのを皮切りに、壮絶な死闘となった。

 無数のヒザ、エルボーが飛び交うなかで、ケニーはおきて破りの垂直落下式ブレーンバスターを繰り出すが、逆に石井に自身の必殺技・片翼の天使を決められ窮地に。それでも30分過ぎにVトリガー(ランニングニー)を放ち、再び攻勢だ。石井がこれをカウント1で返し意地を見せると、ケニーはリバースフランケンシュタイナーから再度Vトリガー一閃。最後はリストクラッチ式の片翼の天使で激闘に終止符を打った。

 初代US王者に輝きロス大会最終日を締めくくったケニーの次なる野望は「G1クライマックス」連覇にほかならない。しかも今年は2008年にDDTで初来日してから唯一無二の盟友、飯伏がエントリーを果たした。バレットクラブ入り後は飯伏と袂を分かち、飯伏は昨年2月に新日プロを退団したが、ケニーは昨夏のG1を制覇した際に「この場所で待っている」と再参戦を呼びかけている。

 ケニーはBブロック、飯伏はAブロックに組み込まれたため、両者が対戦する可能性があるのは優勝決定戦(8月13日、両国国技館)のみ。「なぜ今、戻ってきたのか。それはリングの上で直接本人に聞きたい。とりあえず、俺は決勝戦で待っていると約束したい。ただ、彼はしばらくハードな試合をしていないんじゃない? 俺はオカダ(カズチカ)と今年だけで2回も戦った。お前は最近のオカダとは戦ったか? いや、戦ったことがあるはずがない。本当に勝ち上がってこれるのか?」と、その道の険しさを強調しつつ“約束の場所”での再会を熱望した。

 ケニーは今や世界最高峰の評価を受けるレスラーとなった。「飯伏がいない間に一番強くなったのはこの俺様だ。その姿を見せてあげたいね。連覇というものはもちろん大事なんだけど、この約束は俺の男のプライド、名誉にかけて守りたいんだ。今の飯伏はこの俺に勝つことはできない。必然的に優勝ということになるだろう」と、特別な相手への思いをにじませた。

 同ブロック最大のライバルには今年2度IWGPをかけて戦い、勝利を逃したオカダを指名。米国の地で新たな勲章を手に入れ、改めて「世界最高のベストバウトマシン」の人気と実力を証明したケニーが、運命のG1を迎える。

最終更新:7/5(水) 12:01
東スポWeb