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静岡・駿河区1時間84ミリ 新幹線一時止まる 台風3号

7/5(水) 7:42配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 台風3号は4日、九州、四国を横断し、本州に沿って東に進んで同日夜、本県沖を通過した。接近した地域では大雨となり、台風に伴う湿った空気が梅雨前線の活動を活発化させ、北陸などでも激しい雨が降った。静岡市駿河区と清水区で転倒により各1人が軽傷を負った。

 気象庁によると、台風は4日午前8時ごろに長崎市付近に上陸。正午すぎに愛媛県宇和島市付近、午後5時前には和歌山県田辺市付近に再上陸した。高知県室戸市室戸岬町で最大瞬間風速45・0メートルを記録し、静岡市と熊本県阿蘇市で1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降ったほか、茨城県の常総市と坂東市、三重県尾鷲市でも1時間当たりの雨量が60ミリを超えた。

 本県には同日午後8時前から最接近し、午後10時ごろまでの時間雨量は最大で静岡市駿河区84・5ミリ、浜松市天竜区佐久間33ミリ、静岡市葵区鍵穴32ミリなどを観測した。

 交通にも乱れが生じ、東海道新幹線は新富士-掛川間、東海道線も静岡-用宗間で、いずれも雨量計が規制値に達したため、一時運転を見合わせた。静岡空港では福岡発の1便が中部国際空港にダイバート(目的地変更)した。

 各地で土砂崩れが起きて道路をふさいだほか、長野県、新潟県、熊本県などで避難指示や勧告が出た。総務省消防庁のまとめでは全国で4人がけがをしたが、いずれも命に別条はない。

 台風3号は午後11時現在、伊豆大島付近を時速約65キロで東に進んでいる。中心気圧は992ヘクトパスカルで、5日朝には日本の東の海上に抜ける見通し。

 5日午後6時までの24時間で予想される雨量は、いずれも多い所で東海150ミリ、近畿、関東甲信120ミリ、四国、中国、北陸100ミリ。

静岡新聞社