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【フィリピン】最高裁、ミンダナオの戒厳令を支持

7/5(水) 11:30配信

NNA

 フィリピンの最高裁判所は4日、ドゥテルテ大統領がミンダナオ地方に出した戒厳令を支持する判決を下した。国軍(AFP)は最高裁の判断を歓迎すると同時に、約2週間後に終了する同令の有効期間を延長すべきかどうか、状況を精査していると明らかにした。地元紙インクワイラーなどが伝えた。
 15人の裁判官のうち「ミンダナオ地方全体を対象とした戒厳令布告を支持する」が11人、「(政府軍とイスラム過激派組織の交戦が続く)マラウイ市に適用範囲を限定すべき」が3人、「反対する」が1人だった。下院少数党の議員と同地方の住民らが訴えを起こしていた。
 戒厳令はドゥテルテ大統領が5月23日に布告した。イスラム国(IS)の影響を受けた過激派組織マウテなどの掃討が狙いだ。
 フィリピンの憲法は同令の有効期間を最長60日間と定めている。期限を迎える今月下旬までに掃討作戦が完了しない場合、大統領が国会の承認を経て期間を延長する可能性がある。AFPのパディリヤ広報官は、戒厳令を支持する最高裁の判決を歓迎しつつ、「軍として延長を奨励すべきかどうか、状況を精査している」と述べた。

最終更新:7/5(水) 11:30
NNA