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韓国大統領 ドイツに出発=G20で北問題を議論

7/5(水) 8:00配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日午前、ドイツの公式訪問と主要20カ国・地域(G20)首脳会議出席のため、同国に向け出発した。

 就任後2回目の海外訪問で、米国から帰国して3日後に再び外遊を行うことになる。多国間首脳会議に初めて出席することから注目される。    

 文大統領はドイツのメルケル首相の招きで5日(現地時間)から2日間、首都・ベルリンに滞在し、公式訪問の日程をこなす。

 メルケル首相、シュタインマイヤー大統領とそれぞれ会談を行い、両国の友好関係発展や北朝鮮核問題、朝鮮半島の平和政策、自由貿易体制への支持、気候変動への対応など、国際的な課題の解決のための協力策を幅広く議論する予定だ。

 また、6日午後(同)にはケルバー財団の要請を受け、朝鮮半島の平和構築と南北関係、北朝鮮との統一などをテーマに演説を行う。

 文大統領は演説で、南北関係の改善と統一のための朝鮮半島平和構想を含むメッセージを発信するとされる。

 演説では、過去9年間の保守政権で悪化した南北関係の改善策を提示するほか、2000年に金大中(キム・デジュン)大統領(当時)が発表した「ベルリン宣言」に続くいわゆる「新ベルリン宣言」が発表されるか注目される。

 文大統領は7日から2日間、ハンブルグで開催されるG20首脳会議に出席し、各国の首脳と「互いに連携した世界の構築」をテーマに、持続可能でバランスの取れた成長を追求するG20の政策への協調策を議論する。

 国際経済の協力のための最高協議体と位置づけられるG20首脳会議は、文大統領が就任後初めて出席する多国間首脳会議だ。今回の会議は非公式の自由討論セッションと一般セッション、ビジネスランチなど六つのセッションで構成され、▼世界経済・貿易・金融▼気候変動およびエネルギー▼デジタル化および雇用▼開発、テロ、移民・難民、保健――など主な国際的懸案が議論される見通しだ。

 一方、北朝鮮が4日午後3時(日本時間同3時半)、「特別重大報道」で大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の発射実験に成功したと発表したことで、G20首脳会議期間中に行われる2国間や多国間首脳会談では同問題が主な議題になるものとみられる。

 文大統領は今回のG20首脳会議を機に約10カ国の主要国の首脳と個別で会談をすることを推進している。 

 青瓦台(大統領府)によると、文大統領は6日午前(現地時間)に中国の習近平国家主席、7日午前(同)に安倍晋三首相、同午後にロシアのプーチン大統領とそれぞれ会談することを推進している。さらに8日にはインドのモディ首相、フランスのマクロン大統領、オーストラリアのターンブル首相などとの会談を計画している。 

 トランプ米大統領の主催で開かれる韓米日首脳の夕食会にも出席する。

 今回のG20首脳会議には康京和(カン・ギョンファ)外交部長官のほか、経済官庁の長官も同行する。

最終更新:7/5(水) 8:40
聯合ニュース