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【台湾】業績不振の台北「京華城」、微風が引き継ぎか

7/5(水) 11:30配信

NNA

 業績不振が続く台北市松山区のショッピングセンター(SC)「京華城購物中心(コアパシフィックシティー・リビングモール)」をめぐり、台北市内で「微風(ブリーズ)」ブランドのSCを展開する微風広場実業が経営を引き継ぐとの観測が市場で出ている。京華城側と微風広場実業は来月にも契約を取り交わす見通しという。
 4日付工商時報などが伝えた。京華城の開発を手掛けたデベロッパーの威京総部集団はこれまで2回にわたり、微風広場実業に提携を持ち掛けており、微風広場実業は今年に入り改めて施設の評価を実施したもよう。計画が順調に進めば、微風広場実業は10月にも京華城の経営を引き継ぐとみられ、施設名は「微風松山」に変更すると伝えられている。実現すれば、微風のSCとしては2018年開業予定の「微風南山」に続く9カ所目。
 市場の観測に対し、威京傘下で京華城を運営する京華城公司の阮信囊・副総経理は「現時点でそのような情報は得ていない」と回答。微風広場実業も引き継ぎを否定した。ただ双方の経営陣は最近、契約に関する協議を行ったとみられ、百貨店・SC業界ではこれまでも度々、両者の提携に関する情報が流れていたという。
 京華城は威京集団が240億台湾元(約888億円)を投じて建設し、01年に開業。工業用地を「第三種商業区」に変更して指定容積率を引き上げる初の事例となったことなどで注目されたが、開業以来、赤字が続いている。約3年前には、高級住宅への建て替えもうわさされていた。

最終更新:7/7(金) 14:15
NNA