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オオムラサキ12匹羽化 下妻・総上小、飼育の児童ら喜び

7/5(水) 6:00配信

茨城新聞クロスアイ

下妻市のシンボルでもある国チョウの「オオムラサキ」を長年にわたり飼育観察している同市立総上小学校(杉山靖校長、児童数117人)で4日までに、オオムラサキが12匹羽化し、観察を続けてきた子どもたちを喜ばせている。

同校は総合学習の一環として3年生20人が中心となり、校庭の一角に建てられている「蝶(ちょう)の館」で観察ノートを付けながら飼育している。今年も6月末から今月にかけて羽化が始まった。今年羽化したさなぎは雄が多く、青紫色の文様が付いた羽を広げて飛び回る姿は7月半ばまで続くという。

オオムラサキは、北海道から九州まで広く分布し、日本昆虫学会で1957年に国チョウに指定された。羽に鮮やかな文様があり、雌は雄より大きいのが特徴。エノキの木を好み、幼虫の姿で越冬し春先にはエノキの葉を食べて成長する。

クラスの仲間と見守ってきた櫻井駿君(9)と松澤新君(8)は「さなぎから3日で羽化したのには驚いた。雄と雌の大きさが違うのも分かった」などと笑顔で話した。

飼育を指導する湯本明宏教諭(45)は「自然の厳しさに耐えて成長する姿を見て、命の大切さを理解してほしい」と子どもたちの心の成長に期待した。 (関富美也)

茨城新聞社