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カタール、アラブ諸国の要望書に回答 LNG増産で長期戦に備えか

7/5(水) 7:57配信

ロイター

[ドーハ 4日 ロイター] - テロリストを支援していることを理由にサウジアラビアなどアラブ4カ国がカタールと断交した問題で、カタールは、危機解決に向けて4カ国が示した13項目の「要望書」に対する回答を仲介役のクウェートに提示した。

カタールは合意に向けてあらゆる努力をしているとする一方で、液化天然ガス(LNG)の生産量を大幅に引き上げる計画を発表し、アラブ諸国との対立が長引く可能性に備えていることも示唆した。

アラブ4カ国は5日に会合を開き、制裁を継続するかどうかについて協議する。

カタールのムハンマド外相は記者会見で「対話に基づく建設的な解決策に向けてカタールが誠意を持って自発的に提示した回答は、われわれが義務を果たしたことを示すのに十分だと考える」と述べた。

また「(テロ資金対策の面で)多くの前進を遂げたが、当然改善の余地は常にある」とした上で、テロとの戦いを理由に制裁を科すのは違法だとの立場を示した。

カタールは「合理的な」要求には応じる用意があるとしているが、アルジャジーラTVの閉鎖やカタール内のトルコ軍基地の閉鎖など、主権侵害と考える要求に従うことには消極的となる可能性がある。

こうした中、カタール国営石油会社は4日、向こう5─7年でLNG生産能力を30%引き上げる計画を明らかにした。

最終更新:7/24(月) 4:31
ロイター