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16年度寄付額は176億円 過去最高、全国6位 ふるさと納税

7/5(水) 8:07配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 総務省が4日公表した2016年度のふるさと納税に関する調査によると、静岡県全体(県と23市12町)の寄付件数は15年度比1・8倍の69万5542件、寄付金額も1・8倍の176億3583万円に上り、件数、金額とも制度が始まった2008年度以降、最高となった。

 都道府県別の寄付額では、北海道、山形、宮崎、長野、佐賀に次ぐ全国6位。

 県内の自治体別でみると、県と5市町(湖西、三島、川根本、清水、長泉)を除く30市町が15年度よりも寄付額を伸ばした。最多は焼津市の51億2128万円(寄付件数23万1244件)。続いて26億4901万円(同7万135件)の藤枝市だった。両市は全国でも上位で、焼津市は3位、藤枝市は14位。

 返礼品の調達や送付などにかかった経費は、県内最多は焼津市28億3087万円、2位は藤枝市15億6586万円。寄付額が大きいほど返礼品の経費も大きくなる傾向を示した。

 自治体間で加熱する返礼品競争を是正するため、総務省が4月に各自治体に返礼品の見直しを通知したことについては、13市町が「通知を踏まえた見直しを実施」と回答した。資産性や返礼割合の高い品物を取りやめたりした。

 4日の定例記者会見で川勝平太知事は、見直しに一定の理解を示しつつ、「ふるさとを励ますという基本的な考え方は賛成。地元の名前と特産物が注目され、それなりの効果があるのも確か」と述べた。

静岡新聞社