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ティンティンって呼んでください!【スイートハートのAtoZ】

7/5(水) 17:33配信

ゴルフ情報ALBA.Net

国内女子ツアーで人気急上昇中のツアールーキー、セキ・ユウティン(中国)にスポットを当てる「スイートハートのAtoZ」。1回目の今回はユウティン(石・日の下に立つに女へんに亭)という名前について聞いてみた。

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中国国籍のユウティンだが実は福井県生まれ。父・越東さんの仕事の都合で日本に来ていたときに誕生した。その後5歳まで福井県で過ごし、その後は中国に渡り幼少期を過ごした。そして今年から所縁のある日本ツアーに参戦している。このあたりもユウティン(石・日の下に立、女へんに亭)という名前に関係しているのだとか。

「ユウティンという名前には2つ意味があります。ユウ(日の下に立)は日が立つという漢字なので、日本で生まれてしっかりと立つという意味が1つ。そしてこの字には“明るい未来”という意味があるので、将来が明るくなるようにと付けてくれました。ティンは女へんに亭と言う字で、中国では女の子に良くつける漢字なんです。可愛いとか、美しいとかそういう意味がある字なんですよ。ユウは父が、ティンは母がつけてくれました。とても気に入っています」

ユウティンには日本の高校に通う妹が1人。その妹の名前はユウティンに絡めたものらしい。「妹の名前は花の名前からセキ・ユウリ(日の下に立に莉)と言います。中国では20歳くらいの美しい・可愛い女の子を“ティンティンユウリ(亭亭玉立)”と言うのですが、私たち姉妹は字は違いますが“ティンティンユウリ”が入っています。そういった意味も私と妹の名前に込めてくれました」。

中国メディアからは別の名で呼ばれることもあるという。「メディアの方々から“中国国民のスイートハート(国民小甜心)”と呼ばれています。誰が付けてくれたかは分からないんですけど、今ではそう呼ばれています。いつも笑顔でいることと、声も小さくて女性らしいという意味でつけてくださったようです。ちょっと恥ずかしいですけど(笑)、とても嬉しいです」。なるほど、この取材中も終始椅子に深く腰を掛けて手はヒザに置いてすっと背筋を伸ばした気品のある座り方。受け答えも必要以上に大きな声を出すわけでもなく、ぼそぼそと話すわけでもなく、ちょうど良いボリュームで笑みを交えながら応じてくれた。こういった辺りがきっと“スイートハート”なのだろう。

これからどんどんとファンも増えていくだろうが、彼女になんて声をかけてもらいたいか聞いてみると…「友達からはティンティンと呼ばれています。中国では名前の最後の漢字を繰り返して呼ぶことが多いんですよ」とのこと。

「ツアーメンバーからはユウティンと呼ばれることが多いですが、サイ・ペイインさんやフェービー・ヤオさんといった先輩方からはティンティンと呼ばれています。中国のファンの方もティンティンと呼んでくださることが多いですね。日本のファンの方からはユウティンと呼ばれることが多いかな。たまぁに日本にも中国の呼び方を知ってる人がいて、そういった方はティンティンと呼んでくださいます。ユウティンでも嬉しいですが、ティンティンと呼んでもらえるともっと嬉しいです」。


■セキ・ユウティンプロフィール
セキ・ユウティン(石・日の下に立、女へんに亭)/1998年3月5日生まれ、福井県出身。中国人の両親から福井県で生まれ、5歳まで日本で育つ。その後、中国へと渡り妹と共にアマチュア時代から美人ゴルフ姉妹として活躍。16歳の時に出場したアジア太平洋のアマチュアゴルフ団体戦「クイーンシリキットカップ」では、当時の日本代表・勝みなみ、森田遥らを退けて個人優勝を果たし、中国を団体2位に導いた。2016年の中国女子ツアーでは3月に初勝利を挙げるなど賞金ランク1位。中国期待の新星はさらなるレベルアップを目指して日本ツアーの門をたたいた。端正な顔立ちに加え、笑顔が多く女性らしい可愛らしい声から“スイートハート”の愛称で親しまれている。171cm・63kg。

(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>