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PTCがIoTデバイス接続数の増大に対応、2017年12月に新機能を正式投入へ

7/5(水) 12:10配信

MONOist

 PTCジャパンは、2017年6月27日に開催した産業用IoT(モノのインターネット)プラットフォーム「ThingWorx」のパートナー向けイベント「ThingEvent」に合わせて記者会見を行った。

【「ThingWorx」の新機能「グローバルスケールアーキテクチャ」の概要】

 同社はThingWorxの最新バージョンである「ThingWorx 8」をリリースしたばかり。従来と比べて、PTCが買収してきたさまざまな企業のソフトウェア/ツールがより緊密に統合されたことを特徴としている(関連記事:「ThingWorx 8」に“ネイティブ”な4つの新機能、役割ベースアプリも新たに追加)。

 現在、ThingWorxを販売する国内パートナーは7社。米国本社のPTCでアジアパシフィック地域統括責任者を務める桑原宏昭氏は「2年前は2社だったわけで、順調に拡大できていると言っていい。あと1年半~2年で20社まで伸ばしたい。NTTデータが加わったことで政府公共系への展開強化につながっており、今後はスマートファクトリーやアフターサービスなどを得意とするパートナーとの関係を広げていきたい」と語る。

 また、PTC プラットフォーム製品部門 エグゼクティブバイスプレジデント マイケル・キャンベル(Michael Campbell)氏からは、ThingWorxの新機能「グローバルスケールアーキテクチャ(Global Scale Architecture)」について言及があった。

 IoTの活用を進めていくと、IoTデバイスの接続数はどんどん増えていく。IoTデバイスの総数は、2020年に全世界で300億台まで成長するといわれているが、ThingWorxが扱うIoTデバイスからのデータの量や通信頻度もそれに伴って増大することになる。グローバルスケールアーキテクチャは、現在よりもはるかに多数のIoTデバイスを同時接続した場合にも対応できるようにするための機能だ。2017年6月末からβ版を公開しており、同年12月には正式版を投入する予定である。

 キャンベル氏は「ThingWorxは『データを取り込む』『データを解析する』『データを役立つ形にする』という3つのテーマで改良をすすめている。グローバルスケールアーキテクチャは『データを取り込む』に対応した取り組みになる」と述べている。

最終更新:7/5(水) 12:10
MONOist