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育成出身の石川が4勝目 “原石”見出すソフトBのスカウト力

7/5(水) 12:25配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「7回しか投げていないので70点です」

 前回に続く1安打無失点の満足度は? との問いに、こう答えたのがソフトバンク右腕の石川だ。

 くしくも前回登板の日本ハム戦(6月27日)と同じく7回を投げて1安打無失点。六回まで1四球、無安打の好投でファンにはノーヒットノーランの期待を抱かせた。

 石川は13年の育成ドラフト1位。ソフトバンクは近年、多くの育成選手が戦力になっている。

 10年4位の千賀は昨年初の2ケタ勝利(12勝3敗)を記録し、今年のWBCでは「お化けフォーク」を武器に大活躍したのは記憶に新しい。この日スタメンマスクをかぶった同年6位の甲斐も、今季は打率.270、3本塁打、14打点、15犠打。

 12年3位の救援左腕、飯田も2年連続30試合以上に登板。今季も17試合、2ホールド、防御率2.79の数字を残している。

「戦力が豊富なソフトバンクだが、質の高い『原石』を見いだすのもうまい。例えば、蒲郡高(愛知)の千賀は『制球は悪いが、とにかく球が速いから見て欲しい』という地元スポーツ店の経営者から情報をもらって取った。石川も大学時代から肩やヒジに故障が多かったが、やはり球が速く捨てがたいということで、入団後は長期のリハビリを覚悟して取った。スカウトの地道な活動と独自の情報網が生きているのです」(球団OB)

 ソフトバンクと同じくリーグ2位の阪神・金本監督も、大金を使った補強より、生え抜きの育成を重視しているのだが、そもそも取ってくる選手に力がなければ話にならない。ソフトバンクのスカウティングが羨ましいに違いない。

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