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北アイルランド、自治政府協議が再び決裂 さらに継続へ

7/5(水) 10:23配信

ロイター

[ベルファスト/ロンドン 4日 ロイター] - 英領北アイルランドのプロテスタント系民主統一党(DUP)とカトリック系シン・フェイン党は4日、自治政府発足に向けた協議が再び決裂したと明らかにした。交渉は継続するが、早期に妥結する見込みはないという。

北アイルランド紛争を終結させた1998年の和平合意は、プロテスタントとカトリックの各勢力による自治政府の共同統治を定めているが、1月に自治政府は崩壊。両党は3月の自治議会選後に連立協議を開始し、これまで設定した期限は繰り返し延長されている。

英政府は3日、自治政府発足で早期に合意がなければ選挙を再び実施する可能性があると警告。だが、DUP、シン・フェインの両党は4日、近く協議が進展する見込みはないと説明し、シン・フェイン党筋は9月まで合意は見込めないと述べた。

DUPのフォスター党首は記者団に対し、「協議がまとまらなかったことは遺憾」としながらも「今夏に協議を継続し、年内に合意がまとまることに期待している」と語った。

シン・フェイン党幹部のオニール氏は協議が決裂した原因はメイ英首相にあると批判。メイ氏は前週DUPから閣外協力を得ることで合意しており、北アイルランド和平の仲介者である英政府の中立性を損なうと危惧する声が同党内で上がっている。

*キャプションを修正して再送します。

最終更新:7/5(水) 10:30
ロイター