ここから本文です

尼崎で善竹兄弟が4日間の狂言教室 気軽に古典芸能を体験 /兵庫

7/5(水) 13:15配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター(尼崎市南塚口町3、TEL 06-6426-1940)で7月27日~30日、「2017ピッコロ実技教室 ちゃっと!狂言」が開講される。(尼崎経済新聞)

昨年の教室の様子

 ユーモラスな動きとせりふで笑いを誘う日本の古典喜劇「狂言」を、実際に体験して新たな魅力を発見してもらおうと、毎年夏に開講している同教室。大倉流狂言方の善竹隆司(ぜんちく・たかし)さん、隆平(りゅうへい)さん兄弟が指導に当たる。2人は故人間国宝・善竹彌五郎(やごろう)のひ孫に当たり、室町後期から続く流派を受け継ぎつつ、手塚治虫の「ブラック・ジャック」を原作とする「勘当息子」「老人と木」など、新作狂言の制作上演にも積極的に取り組んでいる。

 4日間にわたる教室では、狂言についての解説、講師によるモデル上演に始まり、台本読みや発声、すり足などの基本の型を学んだ後、「伊呂波(いろは)」「蟹山伏(かにやまぶし)」の2演目を教材に稽古を重ね、最終日は舞台発表も行う。

 対象は小学4年生以上で、現在受講者を募集している。担当の西岡宏季さんは「伝統芸能と言うと、大人でも小難しいもの、高尚なものと感じ、心のハードルを上げがちだが、本来、歌舞伎・文楽・狂言も庶民の娯楽から始まったもの。特に狂言は誰でも楽しめる喜劇。子どもの頃に一度でも見たり聞いたり体験しておくと、心のハードルは下がる。グローバル化を求められる現代だからこそ、固定概念がない柔らかい心で伝統芸能に触れておくことが、日本人として自分たちのことを知り理解する助けになるのでは」と幅広い年代の参加を呼び掛ける。

 受講料は、一般=6,000円、高校生以下=4,000円。定員は35人。申し込みは電話とファクスで7月26日まで受け付ける。

みんなの経済新聞ネットワーク