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JOC選手強化本部長就任 60歳・山下泰裕氏“体力との闘い”

7/5(水) 16:45配信

東スポWeb

 ロサンゼルス五輪柔道無差別級金メダリストで全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏(60)が、4日に開かれた日本オリンピック委員会(JOC)理事会で選手強化本部長に就任した。

 副会長に昇格した橋本聖子氏(52)からのバトンタッチで、山下氏は「2020年の東京で燃え尽きるつもりでやります。国民の心にずっと残る五輪・パラリンピックにできるよう、できる限りの準備をしたい」と所信表明。打診を受けた後から「死ぬ気でやります、と大変な決意を示していただいた」(平岡英介副会長兼専務理事)と並々ならぬ覚悟を見せ、日本勢のメダル量産は山下氏の肩に託された。

 ただ、心配なのは山下氏の体調だ。全柔連会長や東海大副学長、国際柔道連盟理事、味の素ナショナルトレーニングセンター長など複数の要職を兼務し、体がいくつあっても足りない。昨年の海外出張は70日を数えた。交渉に当たった平岡氏も「大丈夫か確認した」。畳の上では無敵を誇った山下氏とはいえ、還暦を迎えた今、激務に耐えられるか不安は尽きない。

 最近は好きな酒も自重し「酒を飲まない日も週に2回くらいつくるようになった」。日々、ランニングなどの運動をこなし、体をシェイプしている。「忙しそうに見えても、いつもさっそうとして笑顔で前向きなら、周りが生き生きと働いてくれる」。この責任感の強さがチームジャパンのプラスになることは間違いないが、この日、10期目となる再任が決まった竹田恒和会長(69)のサポートを含め、体力との闘いになりそうだ。

最終更新:7/5(水) 16:45
東スポWeb