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ドコモの「みえる留守電」は使える?

7/5(水) 14:08配信

ITmedia Mobile

 NTTドコモでは、センター保存形式の「留守番電話サービス」を月額300円(税別)で提供しています。同サービスを契約していると、iPhoneユーザーは「ビジュアルボイスメール」を、ドコモブランドのAndroidスマートフォン・タブレット(音声通話対応モデル)ユーザーは「ドコモ留守電アプリ」を追加料金なしで利用できます。

【文字起こしの結果】

 ビジュアルボイスメールやドコモ留守電アプリを使うと、センターに保存された伝言メッセージを手元の端末に自動ダウンロードするため、いちいち「留守番電話センター」に発信する必要がなくなります。ドコモ留守電アプリなら、Wi-Fi(無線LAN)でもメッセージをダウンロードできるため、通話料金とパケット通信料金の節約にも一役買います(※)。

※留守電アプリでメッセージダウンロード機能をオン・オフする際は、spモードで通信する必要があります。なお、ビジュアルボイスメールはWi-Fiでのメッセージダウンロードに対応していません(Wi-Fi接続中でもspモードでダウンロードします)

 さて、6月26日にドコモ留守電アプリがバージョンアップし、動作対象端末が「Android 5.0以上」に拡大すると同時に、新機能「みえる留守電」に対応しました。

 最近、手持ちのスマホのドコモ留守電アプリをバージョンアップした筆者。せっかくなので、みえる留守電を使ってみることにしました。

●ダウンロード済みのメッセージを「文字起こし」

 その名前から察しが付くと思いますが、みえる留守電は留守電メッセージを文字に起こしてくれる機能です。文字起こしの手順は以下の通りです。


1. 文字起こしをしたい伝言メッセージを選択する
2. 再生画面の「みえる留守電」アイコンをタップする
3. 音声認識結果がテキストとして表示される

 文字起こしはクラウドサーバに伝言メッセージをアップロードして行います。仕組み上、データ通信が発生するので、データ(パケット)通信量を節約したい場合は、Wi-Fi接続中に利用しましょう。

 「データ量には糸目を付けないから、伝言メッセージをはじめから文字で確認したい!」という場合は、アプリの初回起動時に「今後受け取るすべてのメッセージをテキストでも確認する」をチェックするか、アプリ設定で「みえる留守電機能設定」を「利用する」に変更すれば、文字起こしを自動的に行うようになります。

●精度はどうか?

 みえる留守電の文字起こしには、17秒のメッセージなら約17秒かかります。30秒のメッセージなら約30秒かかります。要するに伝言メッセージ再生時間とほぼ同じ時間が必要と考えて良いです。

 では、その精度はどうでしょう。いくつか、適当に録音した伝言メッセージを文字起こししてもらいました。

メッセージ1

 まずは、よくあるビジネスライクな伝言メッセージから。こんな風に吹き込みました。

「アイティメディアの井上です。お世話になっております。後ほどお電話ください。よろしくお願いいたします。失礼します。」

 これが、みえる留守電では……。

「ITメディアの井上ですお世話になっております。後ほどお電話ください。よろしくお願いします失礼します。」

 こうなりました。句点が少し足りない気もしますが、文意を解釈する上で問題となるような誤りはありません。

メッセージ2

 次に、ちょっとくだけた感じの伝言メッセージを吹き込みました。

「いやあ、暑いですねぇ。お元気ですか。この留守電をもし聞いているようでしたら、ぜひ携帯電話宛てにお電話していただけるとありがたいです。メールも合わせて確認してみてください。失礼します。」

 文字起こしをしてもらうと……。

「いや、暑いですね。お元気ですか?この留守電を押し聞いているようでしたら、ぜひ携帯電話宛にお電話していただけるとありがたいです。メールもあわせて確認してみてください。失礼します。」

 「もし」が「押し」になっていること点が非常に気になりますが、それ以外はきちんと文意をくみとれます。及第点といえるでしょう。

メッセージ3

 次は「祖母が筆者に電話をかけた」という想定で、こんなメッセージを残しました。

「翔ちゃんですか。おばあちゃんですよ。元気してますか。ちょっと心配になったので電話かけてみました。元気ならいいんだけどね。また電話してね。」

 祖母の思いが、みえる留守電にかかると……。

「超ちゃんですか。おばあちゃんですよ。元気ひきますか。ちょっと心配になったので電話かけてみました。元気ならいいんだけどね。また電話してね。」

 まず、「翔ちゃん」が「超ちゃん」になりました。筆者はスーパーマンです。

 という冗談はさておき、人名については文字起こしの精度はそれほど期待できそうにありません。同音・同訓で異なる字が無数にありますしね……。

 また、「元気してますか」が「元気ひきますか」になってしまいました。「元気(を)ひく」とは一体……。辞書のアップデートに期待したいところです。

 それ以外の文字起こしは問題ありませんでした。

 上記の3パターン以外にも、いろいろと伝言メッセージを吹き込み、文字起こしをしてみましたが、一部「あれ?」という結果は出るものの、意味をくみとるという点ではおおむね問題ない精度でした。メッセージを聞けない状況下で留守電の内容を確認するという用途としては、バッチリ使えます。

 ドコモの留守番電話サービスを契約しているAndroidスマホユーザーの皆さん、ぜひみえる留守電を活用してみてください。

最終更新:7/5(水) 14:08
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