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SEKAI NO OWARI「メアリ」主題歌の秘話明かす、神木はFukaseの美声に感動

7/5(水) 18:48配信

音楽ナタリー

SEKAI NO OWARIが本日7月5日に東京・JR新宿ミライナタワーで行われた映画「メアリと魔女の花」のトークイベントに登場した。

【写真】チームメアリによるトークセッションの様子。(他32枚)

「メアリと魔女の花」は米林宏昌監督によるアニメ映画。主人公メアリ役を杉咲花、メアリと一緒に冒険するピーター役を神木隆之介が演じ、SEKAI NO OWARIはこの作品に主題歌「RAIN」を提供する。

この日のイベントは「RAIN」を表題曲とするSEKAI NO OWARIのニューシングルが本日リリースされたことと、7月8日に迫った映画の公開を記念して行われたもので、セカオワの4人、杉咲、神木、米林監督とフラナガン役の佐藤二朗、西村義明プロデューサーが“チームメアリ”のメンバーとして参加した。

杉咲、神木、佐藤、米林監督が待つステージ上にセカオワの4人が姿を見せると、チームメアリのメンバーはハイチェアに着席。すると佐藤がすかさず「あの、私とDJ LOVEさんが隣同士なのには何か意味があるんですか? 作為を感じるんですけど……」と声を上げて会場に笑いを起こす。米林監督は4人に主題歌を依頼した理由について「『幅広い世代の方に口ずさんでもらえる曲にしたい』と考えたとき、SEKAI NO OWARIさんが頭に浮かびました」と明かし、Saori(Piano)は4人で初めて映画の制作スタジオで監督と話したときのことを振り返って「『僕たちに付いて来れますか』というようなニュアンスのことをおっしゃられたので、挑戦状を受け取ったような気分でした」と語った。

「RAIN」は作詞をFukase(Vo)とSaoriが、作曲をDJ LOVE(DJ)以外の3人が担当したナンバーで、Saoriは「映画製作のように、私たちもチームワークでやらせていただきました」と説明。またFukaseは「LOVEさんは僕たちの癒し担当。3人がピリピリしてもLOVEさんが和ませてくれるから、大事な役割なんですよ」と付け加えた。レコーディングは丸3日をかけて行われたといい、Saoriは「3日目は、7時間連続で歌ってもらいました。途中から『無理だよこれ、歌えない』って文句を言いだしたりするから『君ならできるよ』って励ましたりして(笑)」と苦労話を告白する。彼女の言葉を隣で照れくさそうに聞いていたFukaseは「ここ最近で一番つらい7時間でした(笑)。もうSaoriちゃんが何言ってるかわかんなくなっちゃったりして、途中で横になったりもしていました」と続けた。

4人が時間をかけて完成させた「RAIN」について、セカオワの大ファンだという神木は「どうしてあんなに美しい声なんですか? 物語に寄り添って、映画が終わっても心から離れない曲だと思いました」と感嘆交じりにコメント。杉咲も「普段は映画が終わると『寂しい』と思ってしまうことが多いのですが、この曲を聴くと『今度は私ががんばろう』と思えるというか。現実との懸け橋になってくれるような曲だと思います」と語る。一方佐藤は「あの、Saoriさん好きです。さっきからSaoriさんの後頭部しか見ていません」と、曲の感想ではなくSaoriと対面した感想を吐露。登壇者の爆笑とSaoriの照れ笑いを誘った。

イベントの後半には登壇者同士の質問コーナーが設けられ、杉咲はFukaseとSaoriに「歌詞はどんなときに思い浮かびますか?」と質問。Fukaseは「怒っているときが多いです。怒って、頭の中でいろいろ考えていると思い浮かびやすい。幸せなときって何も思い浮かばないんですよ」と答え、Saoriは「私は机の上で考えることが多いですね」と返す。また佐藤が「映画の中にDJ LOVEさんが登場するという噂を聞いたのですが……」と切り出すと、Nakajin(Sound Produce, G)が「僕、見つけましたよ!」と反応。米林監督は「オファーを受けてもらえることが決まったときに描いていたカットにLOVEさんを描いちゃったんです、うれしくて。なので“隠れDJ LOVE”はいます」と明かした。

セカオワからはNakajinが「アフレコを行ううえでの難しさ」についてキャスト陣に問いかける。神木はこれに「自分が表現したい声と耳元で聞いている声が同じとは限らない、ということが難しいです」と返答し、杉咲は「アニメーションの口の動きにセリフを合わせるのが難しかったです」と答えた。チームメアリの面々によるトークは尽きることなく、和やかな雰囲気の中イベントは終盤へ。フォトセッションを終えると、杉咲は「メアリの前向きな気持ちと主題歌の『RAIN』に勇気をもらえると思うし、観てくださる皆さんの心を揺さぶるものがあると思います」と挨拶。バンドを代表してマイクを握ったNakajinは「こうしてチームメアリの一員としてこの作品に携われたことをうれしく思います」と感謝を述べ、「この映画は観た人の背中を押してくれる作品だと思います。僕らの曲で、“もうひと押し”ができたらいいなと思います」と語った。

(c)2017「メアリと魔女の花」製作委員会

最終更新:7/5(水) 18:48
音楽ナタリー