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最近のユーロと債券の動き、重要な意味ない=クーレECB専務理事

7/5(水) 19:26配信

ロイター

[フランクフルト 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は5日、最近1週間のユーロ圏の債券や為替市場のボラティリティーに重要な意味はなく、債券価格と株価の不均衡が一因だとの見方を示した。

ドラギECB総裁が前週、大規模な債券買い入れや超低金利といったECBの政策を微調整する可能性を示唆したことで、ECBが9月にも緩和策の縮小を発表するとの観測が浮上。ユーロと債券利回りの上昇につながった。

これに関し、クーレ理事は記者会見で「われわれを取り巻く経済的要因を考慮すると、前週に見られた類いの市場の反応は、全体から見れば重要だとは思えない」と発言。「例を挙げれば、前月は世界の株式市場と債券市場の間でずれがあった」と述べた。

クーレ理事はさらに、ECB理事会は金融政策の変更についてまだ協議していないものの、いつかは話し合う時期が来るだろうと話した。

同理事は、成長が加速する見通しを示している株式相場と、低水準にとどまっている債券利回りは次第に再調整されるとの見方を提示。「いずれにせよ、ある時点で調整が必要だ」と述べた。

最終更新:7/13(木) 13:04
ロイター