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【中日】ジョーダン、6回零封で6勝目!防御率2.03で“隠れトップ”に

7/5(水) 22:35配信

スポーツ報知

◆中日3―0ヤクルト(5日・ナゴヤドーム)

 中日のジョーダン・ノルベルト投手(30)が6回2安打無失点の好投で6勝目。竜投単独トップの白星を挙げ、チームを主催試合7連勝に導いた。

 ドミニカン左腕はとにかくホームで強い。昨季は10試合で6勝1敗。今季もこれで先発6試合(豊橋1試合を含む)で5勝0敗(救援で1敗)で、先発として8連勝。「なぜナゴヤドームで強いか分からないが、神様のおかげだと思う。どの投手も本拠地では自信を持って投げられるものなんじゃないかな」と自らが首をひねる快投を続けている。

 初回2死満塁のピンチで、大引を内角に食い込むカットボールで左飛に打ち取った。「広島のジョンソンを参考にしている。彼はいいカットボールを投げてゴロアウトを取っている。スコアラーから取り寄せた映像で勉強して、沖縄(北谷キャンプ)から練習を続けたんだ。それがうまくいってるね」。昨季は右打者の外角にチェンジアップを投げる投球術が主体だったが、“ジョンソン風”に変身したことも好調の一因だ。

 7回途中無失点で5勝目を挙げた6月28日の阪神戦(ナゴヤドーム)に続く、2試合連続の零封。規定投球回に11回1/3足りないが、防御率もリーグトップの巨人・田口(2.08)を上回る2.03の“隠れ1位”まで上昇した。「11イニングも足りないんだろ。僕は自分の記録は気にしないタイプの人間さ。いつも自分の投球でチームに貢献することだけを考えているよ」と笑った。

 ただ、必ずしも手放しで自画自賛できる投球ではなかった。初回に3四死球、6回に2四球と、突然制球が定まらなくなる不安定な投球も露呈し、6回で降板を命じられた。要請されたヒーローインタビューの登壇も拒否。「7、8回まで投げることを目標にしていたが、自分に対して腹が立った」と振り返った。今季ここまで、大島と並ぶ5度お立ち台に上がっていたが、こちらの“単独トップ”はお預けとなった。

 森繁和監督(62)は「要所要所で打ち取って、要所要所で四球を出した」と苦笑い。指揮官が昨季、一度は解雇しながら再雇用した助っ人左腕が、チームの屋台骨を背負っている。

最終更新:7/5(水) 22:43
スポーツ報知