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7人制ラグビー代表候補・タタナ、19年W杯&東京五輪へ札幌で第一歩

7/6(木) 8:02配信

スポーツ報知

 札幌山の手高出身で7人制ラグビー男子日本代表候補のFWダラス・タタナ(25)=釜石シーウェイブス、186センチ、99キロ=が、8、9日に札幌で行われる「北海道バーバリアンズ7’Sトーナメント大会」に出場する。タタナは、ニュージーランドから留学し、高校時代を過ごした“第2の故郷”から15人制の2019年W杯、20年東京五輪の代表挑戦を宣言した。

 東京五輪でメダルを目指す日本代表候補チーム「セブンズ・デベロップメント・スコッド(SDS)」の一員として札幌入りしたタタナ。直前練習でグラウンドを走り回り、気合十分の動きを見せた。大会の男子は15チームが参加し、強豪・オーストラリアのチームも出場する。「札幌の知り合いも多く、観戦に来てくれる。力強い突破、ゲインで勝利に貢献し、声援に応えたい」と抱負を語った。

 16歳の時、ニュージーランドから札幌山の手高に留学。同高OBで、日本代表の主力リーチ・マイケル(28)の背中を追って、同じ東海大に進んだ。大学卒業後に釜石入りした。釜石は11年3月の東日本大震災で大きな被害を受けたが、同年2月には故郷クライストチャーチ市でも大地震があった。タタナの釜石入りには「同じ苦しみを味わった人たちを元気づけたい」という思いもあった。

 昨年11月、ダミアン・カラウナ新ヘッドコーチ(HC、42)のもと、7人制日本代表に初招集され、ワールドシリーズ全10戦(16年12月~17年5月)に出場した。カラウナHCは「強さ、走力、状況判断など、タタナの潜在能力は素晴らしい。2、3年かけて中心選手に育てたい」と期待する。

 9月には18年W杯出場権をかけたアジア・セブンズシリーズに臨む。今日6日には、全国高校7人制大会(14日から、東京)に出場する札幌山の手高の後輩指導も行うタタナは「セブンズの経験を生かし、15人制でもリーチ先輩とともに19年W杯日本大会代表を目指し、後輩に夢を与えたい。W杯に出場して、東京五輪に弾みをつけたい」と力を込めた。(小林 聖孝)

 ◆ダラス・タタナ 1991年8月27日、ニュージーランド・クライストチャーチ生まれ。25歳。ラグビーは12歳から。パパヌイ高を経て16歳で札幌山の手高留学。フランカー、NO8で花園出場を果たした。3年の時にU―20日本代表候補入り。東海大ではロックも務め、2年時に関東大学リーグで優勝。1、4年時は2位。186センチ、99キロ。

最終更新:7/6(木) 8:02
スポーツ報知