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障害者の製品を共同販売 イオンで20事業所(東京・江戸川)

7/5(水) 14:19配信

福祉新聞

 東京都江戸川区主催の「障害のある方の手作り作品・製品展示即売会」が6月9日から3日間、イオン葛西店イベントスペースで行われ、同区内20事業所で作られたパンやクッキー、アクセサリー、雑貨などが販売された。

 即売会は2016年9月に、地域活性化と区民サービスの向上を目的に区とイオン(株)が結んだ地域連携協定に基づくもの。同店との協力事業では、これまでに認知症サポーター養成講座や脳活トレーニングなどが行われている。

 即売会は区障害者福祉課と同店が相談して企画。参加事業所の募集や調整、チラシ作りなどの準備は、区立障害者就労支援センターの指定管理をしているNPO法人自立支援センターむくが担った。

 区役所内に事業所の作品を展示したり、地域のイベントなどに各事業所が参加して作品を展示・販売したりしてきたが、大型ショッピングモールで開くのも、20事業所が共同販売するのも、初めて。

 事業所の多くは「販路を広げたい」「事業所のことを知ってほしい」などの思いで参加。利用者らは呼び込みをしたり、お客さんに製品の特徴や作り方などを丁寧に説明したりした。

 就労支援センターの佐藤みづほさんは「会場がイオンということで多くの事業所が参加した。『パンがおいしい』と3日間通ってくれた人や、『Tシャツがおしゃれで安い』と買ってくれた人など、多くの人が製品の良さを認めてくれた。事業所同士が意見交換できる良い場にもなった」と言う。

 参加事業所からは、来年以降の継続開催を望む声が多くあるが、利用者の生活サイクルなどを考慮して、お客さんが多い夕刻まで開けなかったことや、土日に参加する事業所が少なかったことなど反省点もあり、検討課題になりそうだ。

最終更新:7/5(水) 14:19
福祉新聞