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台風3号長崎県上陸 96世帯115人自主避難 長崎で石垣崩れる被害

7/5(水) 10:26配信

長崎新聞

 台風3号は4日午前8時ごろ、長崎市付近に上陸した。同市では民家下の石垣が高さ約7メートル、幅約13メートルにわたって崩れたが、けが人はなかった。長崎や佐世保など6市が公民館などに避難所を開設し、一時最大で96世帯115人が自主避難した。

 長崎地方気象台によると、県の南部と北部は4日朝から昼前にかけて、風速25メートル以上の暴風域に入った。雲仙岳では最大瞬間風速42・1メートルを観測。同市野母町でも風速25メートル以上の非常に強い風が吹いた。1時間の降水量は雲仙岳57・5ミリ、長崎55ミリで、非常に激しい雨が降った。

 4日午前7時55分ごろ、長崎市上西山町で「家の横で土砂崩れがあった」と近隣住民から110番通報があった。諏訪神社の駐車場に面した石垣が崩れ、落石が車4台に当たった。石垣の上に住む2世帯6人は知人宅に避難した。

 九州電力長崎支社によると、長崎、雲仙、南島原3市の一部で最大計約6400戸が停電。県教委などのまとめでは、県内の公私立小中学校と高校の計300校以上が休校した。

 4日午前を中心に交通機関も乱れた。空の便は長崎と東京、大阪などとを結ぶ便、海の便は九州郵船や安田産業汽船などのフェリーや高速船が運休。JR九州は、長崎と博多を結ぶ特急かもめ4本などの運行を見合わせた。

長崎新聞社

最終更新:7/5(水) 10:26
長崎新聞