ここから本文です

都議選。20代5人、30代22人が当選し、若手議員は倍増。都民F躍進の背景に若手への期待?

7/5(水) 7:00配信

選挙ドットコム

初の18歳都議選は若者たちの関心を呼べたのか?

小池知事の人気によって都民ファーストの会の圧勝、自民党が歴史的惨敗、民進党は激減に追い込まれて都議会議員選挙は終えた。

非常に関心が高いと注目された今回の都議選は、民主党による政権交代直前の2009年に実施された際の54.5%には及ばなかったものの、51.3%と前回からは7.8ポイント上回る結果となった。

世代別投票率が出ていないので詳しくは分からないが、東京都における18歳投票率は、参議院選挙の際には60.5%と、全世代の投票率57.5%を3ポイント上回っていた。ところが同月の小池ブームを起こした都知事選においては、全体の投票率が59.7%まで上がる一方で、18歳投票率は51.8%と▲7.9ポイントと逆転してしまった。

このことについては以前、『【18歳選挙権×東京都議選】18歳投票率、参院選では東京都が全国1位だったが、都知事選は9%減』にも書いた所だが、今回の都議会議員選挙においても、全世帯の投票率が上がった一方で、若年投票率はそれほど高くないのではないかと危惧する。

今回の都議選は、18歳選挙権実現後初の都議選であったわけだが、各党ともむしろ政局と旧来型の選挙運動そのものの活動に終始し、若者に向けた働きかけは極めて少なかったように思う。

候補者たちは若者たちを見ていただろうか?

代表理事を務める18歳選挙権を実現したNPO法人Rightsでは、今回の都議選において、若者の政治参加や政治教育に関する全候補者アンケートを実施するとともに、その回答から「若者のミカタは誰だ?」といったキャンペーンを実施した。

若者の声を都政に反映させるための若者参画政策については、「審議会・有識者会議等への高校生・大学生を含む若者の登用」、政治教育に関しては、「各学校に現職の議員を超党派で学校に招くことの推進を積極的に行う」といった項目に関しては回答候補の9割以上が「当選後あらゆる手段を用い実現できるよう働きかける」、「当選後質問で取り上げる」と前向きな答えが多かったが、その他の項目については、「賛成とは言えない」といった意見が多かった。
回答については、詳しく『東京都議会議員選挙キャンペーン「若者のミカタは誰だ?」』 を見てもらいたい。



今回のキャンペーンにおいても、回答の中身以前に、回答率も低く、若者に向けたアンケートに答えようという意識が候補者に足りないように感じた。

1/2ページ

最終更新:7/11(火) 10:20
選挙ドットコム