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ロバート・クビサ、2回目のF1テストに挑むにあたり「F1復帰のチャンスは80-90%ある」

7/5(水) 9:41配信

motorsport.com 日本版

 2011年に起きたラリー事故で右手と腕に重傷を負い、F1のキャリアから離れざるを得なかったロバート・クビサは、先月バレンシアサーキットで事故以降初めてF1マシンをドライブした。

写真:今年のグッドウッドフェスティバルに参加したクビサ

 クビサは2012年式ロータスE20をドライブし、後にルノーはクビサがF1復帰に十分なほどの実力を発揮していたと明かした。

 motorsport.comは、クビサが今月末にルノーと2回目のF1テストを非公開で行うという情報を掴んでいる。クビサは、このテストによってF1に復帰する可能性が増したとポジティブな考えを持っているようだ。

 クビサは『Auto Express』に次のように語っている。

「このテストが予定される前、僕がF1に参戦復帰する可能性について訊かれたとしたら、せいぜい10%~20%ほどしかないと現実的に考えていただろう」

「時は進んでいるんだ。F1マシンに乗る適性があるかどうかだけでなく、僕は歳を取った。F1マシンも全員に言える話じゃないけど、大抵の人は乗れなくなってしまうほど速くなった」

 しかし、彼に対しF1に復帰できるチャンスについて再び訊くと次のように語った。

「僕はとても現実的で、地に足がついている人間だと思う。それを前提として(F1に復帰できるチャンスは)80~90%ほどあると考えている」

 バレンシアのテストでE20に乗ったクビサは、すぐに快適に感じたと認め、6年間ドライブしていなかったとは思えないほどの感触だったと語っている。

「自身の体と自分を知るために、どれだけできるのかを試していた。バレンシアでのテストでマシンに乗った僕の体は、どんどん前に進んでいったんだ」

「僕が想定していたよりも、はるかに簡単なものだった。それは僕に自信を与えてくれて、これまでとは全く別のレベルに到達することができた。僕はクルマの中で良い感触を得て、自分のパフォーマンスを向上させようとしていた」

「1周目に僕はマシンの中で快適性や限界を感じ取り、3周目には一定したリズムを取り戻すのに集中することができた。その感覚に僕は驚いたんだ。6年ぶりとは思えなかった。まるで1カ月ぶりに運転したかのようだった」

 またクビサは、テストするまで抱えていた自分がF1マシンのパフォーマンスをどれほど引き出せるのかという疑問も、今となっては全て解消されたと明らかにした。

「まず最初の僕の目標は、ドライブできるかどうかを確認することだった」

「それは多かれ少なかれ達成されたと思う」

「その次は、まあ現実的に言えば、ゆっくり段階的にできることを増やすことだ。F1は厳しい競争だし、僕にとってレースはご無沙汰だしね」

「これまで僕が抱えていた疑問は、ほとんど消え失せてしまったと思う。それに満足しているよ」

「実際、このテスト結果は僕に安堵をもたらした。このテストは、僕がF1に乗れるのか、もしくは永遠にF1に復帰することはできないのかが理解できてしまうものだった」