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関電、電気料金8月から4%引き下げへ 高浜営業運転で条件整う

7/5(水) 17:00配信

福井新聞ONLINE

 福井県高浜町の高浜原発3、4号機が営業運転に入り、電気料金の引き下げ環境が整ったことから関西電力は8月から実施する家庭向け電気料金の値下げ幅を4%台前半とする方針を固めたことが5日、分かった。6日に経済産業省に届け出る。同原発の再稼働や経営効率化によるコスト削減分を原資とする。東日本大震災後、大手電力が電気料金を燃料費の変動による毎月の調整ではなく、抜本的に値下げするのは初めて。

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 高浜4号機に続き、3号機が4日に営業運転に入り、値下げする環境が整った。エアコンで電力需要の増える夏に値下げすることで消費者にメリットを訴える。過去の2度の値上げで顧客離れが進んでおり、価格競争力を高めることで巻き返しを図る。

 今後、経産省の専門家会合による届け出内容の精査を経て、正式決定する。8月1日に実施するには、遅くとも7月22日までに利用者への周知期間に入る必要がある。

 関電は東日本大震災後の原発停止で火力発電の燃料費がかさみ、2013年に平均9・75%、15年に8・36%の値上げを実施。昨年4月の電力小売りの全面自由化以降、割安な新電力へ多くの顧客が流出した。

 福井県内の電気は、敦賀市から東は北陸電力、関西寄りの5市町が関電から供給されている。

 関電は今秋以降に大飯原発3、4号機(福井県)を再稼働させ、17年度内にもさらなる値下げをする考えだ。

福井新聞社

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