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F1オイル燃焼問題についてルノーが見解。「最終的には誰も違反していないだろう」

7/5(水) 12:32配信

motorsport.com 日本版

 今シーズン開幕前夜、いくつかのチームがガソリンと共にオイルを燃焼させ、出力向上を果たしているのではないかという疑惑が持ち上がった。これは、レッドブルがFIAに対し、ルールの明確化を求めたことで明るみに出たものだ。

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 当時のレッドブルは、メルセデスがこの分野を巧みに活かしていると疑った。しかし、疑惑を持たれたメルセデスはレッドブルに対し、「幽霊でも見たんだろう」と一蹴している。

 しかしアゼルバイジャンGPを前に、このオイルの燃焼についての話が再燃。FIAはレギュレーションの明確化を改めて行い、”燃焼に使うことができるのはガソリンのみ”とした上で、”オイルに化学物質を添加して燃焼を改善しようとすることは禁止”と通達を出した。

 この動きは、フェラーリがオイルを燃焼に活かしているのではとの噂に端を発したもの。当のフェラーリは、レギュレーションに反する行為は何もしていないと強く否定した。

 しかしルノーは、いずれかのチームが不正行為をしているという疑惑がなければ、FIAが新しい技術的な指針を発行することはないだろうと確信している。ルノーのエンジン開発チーフのレミ・タファンは、次のように語る。

「何かが行われていなければ、FIAからこういった議論や説明がなされることは決してないだろう」

「しかし心配する以前に、最近説明されたことについては、我々は全く注目していなかったと言わざるをえない。これらのことをする前には、他にもっとやるべきことがあったからだ」

 今回のFIAの判断は、現在何を行うことができるのかということを明確にするのに、十分な役割を果たしたと、タフィンは確信しているという。

「何が行われているのか、我々は理解している」

 そう彼は付け加えた。

「十分に理解している。我々は燃料(だけ)を燃やす必要があり、それこそが我々が確実にすべきことだ」

「最終的には、誰もそれ以上のことを行っていないと思う。最近コース上で見えること(勢力図)を考えれば、それは適切な差だろう」

Jonathan Noble