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トロロッソ代表「F1に必要なのは勝利を目指す3~4チーム」。強豪チームとの差を埋める重要性を強調

7/5(水) 13:18配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスは過去3年連続でF1の王者として君臨しており、2014年にハイブリッドエンジン時代が到来してから、レースで優勝を果たしているのは、メルセデスとフェラーリ、レッドブルのドライバーのみである。

現在のドライバーズスタンディング。8レースを終えた段階で既に強豪チームとのギャップが激しい

 F1のモータースポーツ・マネージングディレクターであるロス・ブラウンを筆頭に、F1の新しいオーナーであるリバティ・メディアは、ある特定の開発分野に制限を設けることで強豪チームの支出を抑え、チームたちがパフォーマンスを向上させることにリソースを集中させないよう、コントロールしようとしている。

 一方、別の考えを持つトロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、より多くのドライバーが勝利のために戦うことができれば、F1はより多くの利益を得ることができると主張している。

「レースを改善し、より面白いものにするために、ただレギュレーションの変更を行っても何も意味を成さないということを、我々は心に留めておかなければならない」

 そうトストはmotorsport.comに語る。

「我々は面白いショーを作り出さなければならない。少なくとも3~4チームはチャンピオンシップのために戦っているという状況が必要なのではないだろうかと私は思う」

「今季は、これまでよりも多くの観客がテレビの前でレースを見守っている。なぜならハミルトンとベッテル間の戦いが面白いからだ」

「ではアロンソがそこにいたとしたら? リカルドとフェルスタッペンが加わったらどうだろうか? さらに面白いレースになりそうだろう。これこそが人々が望んでいるレースだ」

「リバティ・メディアはそういった目標を持たなければならない。2つのトップチームとレッドブル間、またレッドブルとその他のチーム間にあるギャップを減らすため、レギュレーションの基礎を紐解く必要があるのだ」

 しかしトストは、強豪チームが開発量を削減し、コストカットを行うことが現実的なやり方であると認識し始めたと感じており、事態は良い方向に向かっていると考えている。

「私は支出を節約する方法はいくらでもあると思っている」

「これまでトップチームは、節約したがらなかったし、コスト削減などもっての他だった」

「それが解決への鍵だ。鍵となるのはトップチームの方針なのだ。今ならリバティ・メディアは、全ての関係者が合意できるような解決策を編み出すことができるはずだ」

「主な目標となるのは、開発方法をできる限り減らすことでなくてはならない。高コストとなるのは開発なのだから」

「その場合、規制を介して行うこともできるだろう。例えば、シーズンの間に1度か2度だけアップデートを持ち込むことを許可するというような規制を行えば、開発を限りなく制限することができる」