ここから本文です

シンガポール初の陽子線がん治療施設、日本のゼネコンが受注

7/5(水) 16:42配信

ニュースイッチ

清水建設が「シンガポール国立がんセンター」を建設

 清水建設はシンガポールで初の陽子線治療施設を備えた大規模病院「シンガポール国立がんセンター」の建設工事を受注した。受注金額は約310億円。2020年5月末の完成を目指す。シンガポールでの大規模病院の受注は、ナショナルハートセンターやチャンギ総合病院メディカルセンターなどに続き4件目。

 シンガポール国立がんセンターは、地上24階地下4階建て、延べ床面積9万2043平方メートルの規模。地下2―4階を陽子線治療施設とし、厚さ2・5メートルのコンクリートで遮蔽(しゃへい)する。工期は37カ月で、すでに着工した。発注者はシンガポール保健省。

 清水建設の日本国内における陽子線治療施設の施工実績に加え、その実務経験のある施工担当者を監理技術者として現場に常駐させることが評価された。陽子線治療施設を含む施工計画なども評価を得た。

 シンガポールは政策として、医療サービスの充実化に力を入れている。高齢化への対応のほか、世界最高水準の医療サービスを提供し、主要産業として発展させる狙いがある。総合病院をはじめとする医療関連施設の需要が伸びており、建設計画が相次いでいる。

 清水建は国内における病院・医療施設の建設について、トップクラスの売上高・受注実績を誇る。今後も国内での実績を武器に、シンガポールでの病院・医療施設の受注拡大を目指す。

最終更新:7/5(水) 16:42
ニュースイッチ