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レース事故で両足失ってから2ヵ月……初サーキット走行に挑んだ17歳モンガー「また“クルマ“を運転できた」

7/5(水) 16:40配信

motorsport.com 日本版

 4月に開催された英国F4のレースでクラッシュし両足を失ったビリー・モンガーは、ブランズ・ハッチサーキット(イギリス・ケント州)で、クラッシュ以来初めてクルマを運転した。

写真:ファンカップカーのステアリングを握り、笑顔を見せるモンガー

 モンガーがドライブしたのは、チームBRIT(全メンバーが元軍人かつ、重傷を負った身体障がい者たちによって構成されるモーターレーシングチーム)が所有するファンカップカーをモンガー仕様に改造したものであった。

「またクルマを運転できたのが、本当に良かった」とモンガーは語った。

「今回手助けをしてくれたチームBRITには感謝しきれないよ。またドライブするのが待ちきれない」

 また彼は、再びこのような機会が与えられることや、ファンカップに参戦つもりであることを示唆した。

「今回チームBRITは、2台のクルマを僕のために用意してくれたんだ」

「2台を乗り比べて、どちらの方が好みなのか決めた。テクニカル面はこれで完璧だから、次ドライブする時は優勝できると思う」

 元陸軍のエンジニアであり、チームBRIT創設者のデイブ・プレイヤーは、モンガーが再びレースライセンスを取得するのを手助けし、クルマの快適性を向上させるのが今回の目的であったと語った。

「チームBRITの目標は、障がいを持つ様々なドライバーに対し、通常にレース活動が行えるよう支援することだ」

「今回は、まずビリーにとって初めての走行体験を行い、次に今後のレース活動のためにレースライセンスを取得するのを手助けするという目的があった」

 先月、身体障がい者ながらも2016年ル・マン24時間レースLMP2クラスで完走を果たしたフレデリック・ソーセとともに、モンガーはレース活動に復帰することを発表していた。

 このふたりは、グループ CNリジェ-ホンダJS53エヴォリューション2をシェアし、11月4-5日に行われるVdeVエンドランス・プロトシリーズのエストリルラウンドに参戦する予定である。

 またモンガーは、障がい者支援の一環としてソーセが企画する2020年ル・マン24時間レース参戦に向け、ともに準備を行なっている。

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