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ホークス松田、オリ西から7年ぶり一発 「鷹の祭典」赤ユニがマッチ「メンタル的にもいい」

7/5(水) 10:00配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4―0オリックス(4日・ヤフオクドーム)

 難敵・西の土手っ腹にズシリと響く一発だった。1点リードの3回2死一、二塁。松田が3球目の外角直球に飛びつき、右中間テラス席まで持っていった。お立ち台でも「しっかり自分のスイングで飛ばすことができた。満足する一本」と自負。5月以来、今季2度目の2試合連発が効いた。

【写真】通算200号を放ち記念のボードを掲げる松田

 西から7年ぶりの本塁打は、シュートが2球続いた後。内角を「気にはしていた」が踏み込めた。二つ理由を挙げた。一つは死球を嫌い、以前から「(ベースから)離れて立ってる」。もう一つは「足を使って打ちにいけた」。始動時の足幅を、肩幅から両足とも一足ほど広げていたのは、2日に楽天・岸に見舞った13号からの流れでもある。

 シートノックを控えて野手陣が顔をそろえるベンチに、松田が現れるのは決まって最後の方だ。裏の素振り部屋に寄ってくる。いくつかある試合前のルーティンの一つ。背筋を伸ばし、フォーム確認用の鏡に映る自分と正対する。

 身だしなみのチェックだ。開場後のグラウンドへ出る前に、着こなし、帽子から出る髪の毛の具合も微調整する。赤ストライプの「鷹の祭典」ユニホームはおろしたて。「なんか変かなあ」と、すぐは目になじまなかった。お披露目から5連敗した昨年の青ユニホームが記憶に新しい。今年は「初戦で勝ったんで幸先はいい。メンタル的にも、チームにも球団にもいい」と営業面まで気にかけた。

 工藤監督は首が万全でない内川を温存。一方、なりふり構わず攻略へ動いた。2回1死一塁、打者中村晃がフルカウントの場面で一走デスパイネがスタート。右太もも裏肉離れから復帰間もない主砲に足を使わせ、中村晃の右前打で一、三塁とし、上林の先制犠飛につなげた。2012年には無安打無得点試合を許した相手。好機は多く望めない。松田の一発はなおさら貴重だった。

 月間本塁打数は1、8、3ときて、今月は3試合で2本。「5月が良くて、6月がダメで。7月頑張りたい。まずオールスターまで6試合、全力で自分のいいものを出したい」。もっとも大振りに走るつもりはない。「最後、センター前、打てたのが良かったね。ファウルにならずに。打ち込めてる感じがする」。外の変化球を捉えた8回の単打の感触を、なぞるように話した。

西日本スポーツ

最終更新:7/5(水) 10:00
西日本スポーツ