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WRCラリー・ポーランドで3位のオジェ「ドライブしている間、“カミカゼ“は吹かなかった」

7/5(水) 18:54配信

motorsport.com 日本版

 ラリー・ポーランドでMスポーツのセバスチャン・オジェは、1-2フィニッシュを果たしたヒュンダイのティエリー・ヌービルとヘイデン・パッドンの後塵を拝する3位に入賞した。これで年間ランキング2番手のヌービルに11ポイント差をつけて、トップの座に位置している。

動画:ラリー・ポーランドSS21ハイライト

 イベント中、オジェはオルタネーターのトラブルや2度のパンクチャーに悩まされた。さらに轍のできた路面は、自身のドライビングスタイルとの相性が悪かったとオジェは振り返った。

「とても難しいラリーになった。それでも総合結果は良かったと言えると思うし、できる限り(年間ランキングの)ポイント差を守れたと思う」

「まず第一に、天候のコンディションが良くなかった。僕がドライブしている間、カミカゼは吹かなかったんだ。他の何よりも自分の感覚を頼りにしていたし、100%コントロールできないと感じたら、無理しない走りをした」

「とても滑りやすい路面は轍だらけだったから、僕は車速を保つためだけに、あえてリスクを犯すような走りはしなかった」

「最終結果は、その判断が悪いものではなかったことを証明している。表彰台に上がることができ、大きなポイントを持ち帰ることができたから、今回の結果はチャンピオンシップにおいて重要なものとなった」

「これ以上リスクを取っていたとしても、勝利するのには十分ではなかったと思う。序盤は出走順が早かったせいで滑りやすい泥状の路面をかき分ける役となってしまったし、不運と小さなトラブルによってハンディキャップを負ってしまったからね」

勝利目前でリタイアのタナク

 ラリー・ポーランドでオジェは優勝争いに絡むことができなかったが、彼のチームメイトであるオット・タナクは、イベント最終日に一時的にトップに立った。しかしその次のSSでクラッシュし、無念のリタイアとなった。

「何も言えないよ」とタナクは語った。

「このようにラリーを終えたことは本当に残念なことだ。僕たちをサポートしてくれるチームやファンのみんなに対して本当に申し訳なく感じている」

「クルマのリヤ側をバンクにヒットさせたことで、スピンを喫し、木にフロント側から突っ込んでしまった。ラリーを続けられないほど大きなダメージを負ってしまい、そこで僕たちの戦いは終わってしまった」

「クラッシュはよくあることだから、もっと強くなって戻ってくるよ。今回は発揮できなかったけど、勝つだけのパフォーマンスがあることは知っているんだ。今は(次の)フィンランドに集中している」