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<台風3号>草加で突風発生 屋根瓦飛ぶなど被害、竜巻か特定できず

7/5(水) 22:38配信

埼玉新聞

 関東地方に接近した台風3号の影響で、埼玉県の草加市内では4日午後10時ごろ、突風が発生し、民家の屋根瓦が飛んで剥がれ落ちるなどの被害が相次いで発生した。草加市によると、被害は計22件。けが人はいなかった。突風被害を受け、熊谷地方気象台と草加市が5日正午から合同で現地調査を実施。同気象台は突風について、「竜巻の可能性があるものの特定に至らなかった」としている。

 現地調査は、気象庁機動調査班として同気象台の職員6人と市職員3人が参加して行われ、被害のあった民家の住民から被害状況を聞き取ったり、はしご車から家屋の屋根の状態を確認したりした。

 同気象台によると、突風の瞬間風速は約35メートルと推定され、突風の強さを示す「日本版改良藤田スケール」では「0」と6段階で最も下に該当するとしている。被害や痕跡が帯状に分布し、激しい風がごく短時間だったという証言が複数あることから、竜巻の可能性があるという。発生が夜間のため、目撃情報や証言はなく、竜巻とは特定できなかった。今後、同気象台は調査結果を公表する方針。

 市によると、氷川町、神明1丁目、松江3丁目で民家の屋根瓦が剥がれ落ちたり、カーポートの屋根が吹き飛ばされたりする被害が計22件発生した。草加署によると、けが人は確認されていない。

 氷川町の現場で報道陣の取材に応じた市危機管理課の後藤弘造課長は「被害に遭われた方に対しては最善の策を講じる」と話した。

最終更新:7/6(木) 2:42
埼玉新聞