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膝痛を抱えるワウリンカ「痛みなくプレーできるようになったらコートに戻る」 [ウィンブルドン]

7/5(水) 10:30配信

THE TENNIS DAILY

 イギリス・ロンドンで開催されている「ウィンブルドン」(7月3~16日/グラスコート)の男子シングルス1回戦。

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 スタン・ワウリンカ(スイス)が、今年のウィンブルドンで生涯グランドスラム(キャリアの間に4つの異なるグランドスラムのすべてで優勝すること)を達成するのではないか、という考えは早々に打ちきりとなった。彼は1回戦にすら勝つことができなかったのである。

 ほかの3つのグランドスラム大会で優勝したことがあり、先の全仏オープンで準優勝だったワウリンカは、左膝の痛みに煩わされ、センターコートでダニール・メドベデフ(ロシア)に4-6 6-3 4-6 1-6で敗れた。

 第5シードで世界ランク3位のワウリンカは、エンドチェンジの間、膝をアイシングして冷やしており、決して最高のテニスを生み出すことができなかった。

「グラスコートは、僕の膝にとって最高のサーフェスではないようだ」と、ワウリンカは笑みを浮かべて言った。「今の問題が何なのか、何をするべきなのか、正確に割り出す必要がある。そして痛みなくプレーできるようになったとき、テニスコートに戻ってくるよ」。

 準決勝に進出した1月の全豪オープンを含め、今年、膝の状態はよくなったり悪くなったりだったと彼は話した。

 ワウリンカはまた、ウィンブルドンでプレーするか否かも迷っていたが、ここ最近の練習の感触で膝はよくなってきたようだと思った、とも明かした。治癒に必要な時間を含め、次はどうなるかと聞かれたとき、彼は答えられなかった。

「確かなことは、ふたたび肉体的に準備ができていると感じるのに必要なだけの時間をとる、ということだ」と32歳のワウリンカは言った。

 ワウリンカは2014年に全豪オープン、2015年に全仏オープン、2016年に全米オープンで優勝した。しかし彼は一度もウィンブルドンで際立った活躍をしたことがなく、ベストの成績は準々決勝にとどまり、キャリアを通しての戦績は18勝13敗となっている。これはワウリンカにとって、6度目のウィンブルドン1回戦敗退だった。

 そして49位の21歳、メドベデフにとって、これがいかに大きな勝利だったかは、勝利が決まった瞬間の様子を見れば伺い知れた。彼は膝を落とし、センターコートの芝にキスをした。彼がグランドスラム大会の試合に勝ったのは、これが初めてだったのである。一年前のウィンブルドンで、メドベデフは予選の1回戦で敗れていた。

「僕が倒したのがスタンでなかったとしても、これは僕にとって人生最大の勝利だっただろう。トップ10選手に対する初勝利でもあった。この気持ちを表現する言葉がみつからない」とメドベデフは言った。「この思い出は、永遠に僕の中に残ることだろう」。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo: LONDON, ENGLAND - JULY 03: Stan Wawrinka of Switzerland plays a forehand shot during the Gentlemen's Singles first round match against Daniil Medvedev of Russia on day one of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 3, 2017 in London, England. (Photo by David Ramos/Getty Images)

最終更新:7/5(水) 10:30
THE TENNIS DAILY