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【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Eクラス カブリオレは、デザインも乗り味も”エレガント&スポーティ”

7/5(水) 18:55配信

オートックワン

メルセデス・ベンツの中核を担うEクラス。

最近はよりコンパクトなモデルに脚光が当たっているメルセデス・ベンツだが、Eクラス存在は大きくポジションは今も不動だ。ドイツではカンパニーカー制度を利用して、多くのビジネスマンがEクラスを日々の足に使っている…。

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というのは、主にセダンの話だが、Eクラスファミリーも忘れてはならない。おなじみのステーションワゴンとクーペ、それと今回新たにフルモデルチェンジしたカブリオレがある。

ちなみに、本国にはステーションワゴンの背を高くしたクロスオーバーモデルのAllTerrain(オールテレーン)というモデルもあるのをご存知だろうか。アウディで言うところのA6オールロードクワトロに相当するモデルだ。

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それはともかく、新たなEクラスカブリオレの国際試乗会がスイス ジュネーブを起点に行われた。

レマン湖のほとりから一路南東へ。フランス・モンブランを目指してのテストドライブである。

ニュースは、今年Eクラスカブリオレ誕生から25周年であるということ。彼らはEクラスのオープンエアモータリングの起源を1992年型とし、新型でそれを祝うモデルをラインナップした。1992年型とはW124型のこと。齢五十路越えの我々には憧れの存在である。

新型の特徴はまずはデザインが挙げられる。これまでもそうであったが、よりエレガントに仕上がった。しかも最近の傾向としてそこにスポーティさも加わる。兎にも角にも、パーソナルカーとして魅力的なスタイリングの持ち主だ。

Eクラスカブリオレの幌はソフトトップで、開閉式の技術はSクラスから譲り受けた。電動油圧式のそれは稼働中も静かで、モーター音が耳障りになることはない。開く時間は約20秒。時速50キロ以下であれば、走行中も操作可能である。幌の色はブラウン、ブラック、ブルー、レッドから選べる。

もちろん、全自動なのでスイッチ一つで開閉できる。4つのガラス窓と連動し、一連の動きが始まる。

ただ、トランクを開いてあらかじめ確保される幌収納スペースに荷物を置けば、センサーがそれを感知し、幌は開かない。なので、途中まで動いてストップするなんてことにはならないのでご安心を。

オープン時の走行では、AIRCAPが効力を発揮する。ウインドシールド上部がフラップのように上がり、それと同時にリアでリフレクターがせり上がるというものだ。

これによりキャビンへの風の流入がかなり防げる。はたから見ているより快適な空間だ。今回の試乗では走行中リアシートにこそ座らなかったが、フロントは左右とも風が嫌になることはなかった。

また、メルセデス・ベンツにはエアスカーフがあることも忘れてはならない。これは冬場に効果的で、ヘッドレスト下部から暖かい風が出てくる装備。経験値でいうと、それはまるで温泉にでも入っている様だ。真冬に屋根を開けていても汗をかくくらい暖かい。

新型Eクラスカブリオレの試乗会には、搭載されるエンジンの違いで3種類のモデルが用意されていた。E220d/E300/E400 4MATICだ。それぞれ2リッター直4ディーゼルターボ、2リッター直4ガソリンターボ、3リッターV6ガソリンツインターボエンジンを搭載する。そしてV6のみ4WDという設定になる。

試乗はそのE400 4MATICをメインに行った。理由は日本導入の可能性が高いからだ。カブリオレはラグジュアリーなモデル、そのポジションで小排気量ディーゼルは考えにくい。

ではその走りだが、まず気に入ったのは心地よい乗り味。ドライブモードでエアサスペンションの硬さは変わるが、総じて硬すぎることなく気持ちがいい。ドイツ車らしいしっかり感を出しながら、マイルドさが同居するといったところだ。もしかしたらその辺はボディ剛性とのバランスもあるかもしれない。当然カブリオレはボディに補強が入るが、それが強すぎずいい感じにしなやかさを生み出しているとも考えられる。

それでいてコーナーではロールは抑えられ、スポーティさが顔を出す。と同時にシフトタイミングがずれエンジンが上まで回るのだが、その時のフィーリングもまたいいし、エキゾーストノートも気持ちよくこだまする。これこそどんどんアクセルを踏み込みたくなる瞬間だ。

さらに驚いたのは幌を閉めた時の静粛性。しばらく閉じて走っていると、カブリオレであることを忘れさせるほど。ロードノイズはほとんどなく、ドアミラー周辺の風切り音くらいしか聞こえない。この辺の作りの良さはさすがとしか言いようがない。

といった新型Eクラスカブリオレ。日本導入は来年になるそうなので、今すぐ買いたい人も少々お預け!となる。

[Text:九島辰也 Photo:メルセデス・ベンツ日本]

最終更新:7/5(水) 18:55
オートックワン