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【MLB】「まだ野球をやってええんや」―期限を定めたメジャー挑戦、中後悠平の今

7/5(水) 14:09配信

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ロッテ戦力外から渡米、2Aで奮闘中の左腕が抱く投手、そして父としての思い

 テネシー州ジャクソン。カントリーの聖地ナッシュビルから南西に車で2時間ほど走った場所に位置する人口7万人ほどの小さな街は、7月ともなれば日本の夏を思わせる蒸し暑さにすっぽりと包み込まれる。アジア系住民はほぼ見当たらない南部の街で奮闘するのが、ダイヤモンドバックス傘下2Aジャクソン所属の中後悠平投手だ。

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「去年は飛び級で2Aでは投げなかったんで、今年、実質1年で5階級制覇しました。ラッキーでした(笑)」

 強い日差しを受けながら豪快に笑う姿から、一度は投手として“クビ”を宣告された悲壮感は、まったく漂わない。

 2015年11月。中後は4年を過ごしたロッテから戦力外通告を受けた。近畿大時代に変則左腕として大学日本代表入りし、2011年ドラフト2位指名でプロ入り。1年目こそ1軍で27試合に投げ、2勝5ホールドをマークしたが、2年目以降は制球が安定せず。結婚した26歳の晩秋、クビになった。第1子が生まれる直前だった。

 が、捨てる神あれば拾う神あり。BCリーグ武蔵入りが決まると、その過程を追ったテレビ番組をきっかけに、メジャー球団がマイナー契約に興味を示した。2016年3月1日、ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、妻と息子を置いて単身渡米。開幕を迎えたルーキーリーグから1A、1A+、3Aと、わずか2か月の間にスピード出世したことは記憶に新しいだろう。

 昨季はメジャー昇格には至らなかったものの、合計30試合(29回1/3)に投げて防御率1.23、3Aでは13試合(10回2/3)で失点ゼロとした実績が認められ、今季はマイナー契約ながら招待選手としてメジャーキャンプに参加することができた。

「すごくレベルの高い中で、間違いなく、すごくいい経験をさせてもらった。キャンプでマイナーに降格する時も、メジャーの監督に『今年は絶対に上がれるチャンスがあると思うし、待っているよ』って言ってもらえたんですよ。そんなことは去年は絶対にあり得なかった。去年があったからこそ言ってもらえたと思うし、そこまでの位置には来ているんやなって、改めて自覚を持ちました」

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最終更新:7/5(水) 14:47
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