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クリノスターオーなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

7/6(木) 12:21配信

netkeiba.com

 梅雨らしいというか、このところ毎週水曜日は雨の栗東トレセン。ただ先週よりも降水量としては多いし、4日午後の降り方は相当激しかった。5日は早朝から日差しがあったので、これからはウッドチップ馬場も乾いてくるだろうが、今週の追い切りに関しては時計を要する馬場という見解でよいだろう。

 先週の時点で、そろそろ夏負けという言葉を使ったが、先週末の中京競馬では熱中症で倒れる馬もいたようだ。今週末は日曜日が雨の天気予報だけに、その心配もないかも知れないが、極端に馬体重が減っている馬などには注意した方がよいだろう。

【坂路/4F51.9秒】
 5日。一番時計はフミノムーン(栗東・西浦勝一厩舎)の4F50.7秒。4F51秒を切ってきたのはこの1頭だけで、4F51秒台は7頭。ラスト1Fが11秒台は2頭しかおらず、全体的な時計の出方を見ても、時計を要する馬場という見方で問題ないだろう。

 追い切った時間帯を考えても評価できる数字と動きは、3歳未勝利のオースミメテオール(栗東・松永昌博厩舎)。レントラーに先行する動きだったが、相手が追いついてきても抜かせない渋太さを見せて、最後まで同入。4F52.8秒は自己ベストを更新した数字だし、4F目が最速で12.3秒というのが評価できる。

 6日。一番時計は馬場開門直後のメイショウイチオシ(栗東・庄野靖志厩舎)がマークした、4F50.8秒という数字。この日も全体時計の出方はあまり変わらないものの、ラスト1Fが11秒台をマークした馬は4頭。特に調教後半の時間帯は走りやすい印象を受けただけに、前日よりは時計が出る馬場かも知れない。

 先週29日の一番時計をマークしたクリノスターオー(栗東・高橋義忠厩舎)がマーキュリーC(7月17日・盛岡ダート2000m)に向けた1週前追い切り。単走で幸英明騎手が跨っていたが、時計は4F51.5~3F37.3~1F12.5秒(2Fはエラー)。前走が長期休み明けの14着惨敗だったが、追い切りに関しては好走時と変わりなく動けているように見える。

 先週の馬場差は「±0.0秒」。今週は5日は雨の影響を大きく受けて、時計の出にくい馬場となっていたので『+0.5秒』の馬場差で記録。6日に関しては、前日よりも多少走りやすい馬場になっていた印象を受けるので『+0.3秒』で馬場差を記録している。

【CW/5F66.5秒】
 長い期間、時計が出やすい状態の続いていたCコースだが、さすがに毎週のように降る雨の影響を受けて時計を要する状態になってきた。ウッドチップが水分を含んでいることもあると思うが、濡れたウッドチップが粉々になって、あまりクッションの役割を果たしていないのではないだろうか。

 逆に力が必要な馬場状態になれば、現在の調子が良い馬と悪い馬の判別がつきやすいので、その点は追い切りを見る側としてありがたい。3歳未勝利ではアルマシャールが時計面でも評価できる内容、ライトオブピースは外目を回って手応えよく上がってきているなど、佐々木晶三厩舎の2頭がよく見えた。

 先週の馬場差は「+0.4秒」。今週はさらに時計を要する状態になっており、5日は『+0.9秒』の馬場差で記録。6日は日差しで少し馬場が走りやすい状態に乾いているので、馬場差は『+0.6秒』で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は5日と6日で30頭を超える追い切り頭数。2歳新馬や3歳未勝利がその大半ということもあって、テンから飛ばしていくと、最後は完全に止まってしまう状態。これは馬の状態というよりも、本来の芝馬場ではないことが要因だと思われる。ラスト1Fを11秒台でまとめれば優秀、12秒台でも評価しなくてはいけないだろう。馬場差は5日、6日とも『+2.0秒』で記録している。

 ポリトラック馬場はいつもより少し多いくらいの追い切り頭数。さすがに走りやすい馬場状態ということもあって、どの馬も絶好の動きに見える。もちろん時計も出やすいので、あまり過大評価しすぎないようにした方がよいだろう。馬場差は5日、6日とも『-1.5秒』で馬場差を記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・写真:井内利彰)

最終更新:7/6(木) 12:41
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