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【マレーシア】毎週の燃油価格設定は維持=業界反発に担当相

7/6(木) 11:30配信

NNA

 マレーシアのハムザ・ザイヌディン国内取引・協同組合・消費相は、国内の燃油価格体系について、当面は現在の週決め価格制度を維持する意向を示した。燃油価格制度については、国内の石油小売り事業者団体から、見直しを求める声が出ていた。5日付サン、4日付マレーシアン・リザーブが伝えた。
 同相は、「小売り事業者や消費者との合意が重要であり、よりよい方策を探る」と述べたが、以前の月決めでの価格制度に戻す考えはないことを強調した。また、一般消費者からは「ハリラヤ・プアサ(断食明け大祭)の時期に、燃油価格が下落して良かった」と、週決め価格を支持する意見が得られたという。
 一方、国内の石油小売り事業者らは、「政府が毎週、前週を下回る販売価格を発表するため、仕入れた在庫の価格に見合わず損失が発生している」と反発。燃油価格決定のメカニズムを変更するよう求めている。事業者によると、週決め価格への移行以降の損失は、平均で2万8,000リンギ(約73万円)に上り、廃業する事業者も増えているという。
 マレーシア政府は2010年にハイオクガソリンに相当するRON97への補助金を撤廃。14年12月には、原油価格の下落に伴い、レギュラーガソリンに相当するRON95と軽油への補助金もなくし、小売価格を国際原油価格に連動して決定する管理フロート制に移行した。今年3月末からは、燃油価格の発表を月ごとから毎週水曜日に変更している。

最終更新:7/6(木) 11:30
NNA