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数字に食い違い 県精神保健福祉会連合会決算、静岡市が調査へ

7/6(木) 7:40配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡市から事業委託を受け、駿河区で精神障害者地域生活支援センターを運営する公益社団法人県精神保健福祉会連合会(葵区)の収支決算書に不自然な点があるとして、市が調査に乗り出すことが5日、分かった。同日開かれた市議会6月定例会厚生委員会で松谷清氏(緑の党)の指摘に答えた。

 連合会が市に提出した決算書と総会で示した決算の数字に食い違いがある上、決算書の数字が千円単位になっている―などの指摘に対し、市は「そもそも一円単位であるはずの決算の数字が千円単位になっているのは不自然」とし、過去5年間の決算と事業内容について調査を進める考えを示した。指摘まで書類の不備に気付かなかった点については「チェックが甘かった」と責任を認めた。

 市は2006年度から連合会に事業を委託している。16年度の委託金は約3400万円。年度ごとに入札形式の見積もり合わせを行っているが、連合会以外の応募は一度もないという。

 連合会の事務局長は静岡新聞社の取材に「総会の決算は5月末に示すが、市に決算書を提出するのは4月。その間のずれがあるのかもしれない。早急に事実関係を確認したい」と説明した。

 市内には精神障害者地域生活支援センターが各区に1カ所ずつあり、葵区は指定管理で運営し、駿河、清水両区では民間に事業委託している。

静岡新聞社