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「無所属」本田 プライベート切り売りの狙い

7/6(木) 11:00配信

東スポWeb

 イタリア1部ACミランとの契約が終了し、1日から無所属になった日本代表FW本田圭佑(31)によるプライベートの“切り売り”が注目されている。5月末から自身の有料メルマガ会員に向けて、プライベートなスケジュールを公開したり、帰国する際の搭乗便まで告知したりと、まさに異例のオープン路線を展開。以前はピッチ外の情報は非公開としベールに包んできたが、一転して“変心”したワケとは――。

 本田は今オフから急激に露出度アップを図っている。ツイッターやインスタグラムなどSNSを開始し、さまざまな社会問題に関する意見を発信。さらには散髪のタイミングやイベント会場からの移動手段まで明らかにする大サービスぶりだ。以前は取材すらも受け付けない時期があったほどで“秘密主義”を前面に打ち出していたが、大きな方向転換の裏にいったい何があったのか。欧州でプレーするサッカー選手と契約するマネジメント事務所関係者はこう指摘する。

「本田が置かれている状況も関係しているのではないか。これからミランのような名門に行けるわけでもなく、日本代表でも出番が減っている。自分の価値を少しでも維持するには、公の場で人気があるところを見せたりメディアを通して露出を増やすしかない。そうしないとクライアント(スポンサー)も離れていってしまう面もある」

 本田はサッカー教室の運営やスポーツ選手のマネジメント、イベントの企画、コンサルティング業務など事業の幅を年々広げており、オーストリア3部SVホルンの実質的なオーナーにもなっている。「どんどん社員を募集している」と自ら語るように、実業家として経営規模の拡大に熱心だが、そうなると必要になってくるのは“カネ”だ。

 本田のテレビCM1本の相場は、推定5000万円とまだまだ人気は健在。だが、サッカー選手としての“賞味期限”はギリギリの状態と言える。広告価値は今後先細りとなることは間違いない。現在は無所属という厳しい状況でもあり、少しでも露出を増やし、世間の目に多く留まることで人気をつなぎ留めようと必死なのだ。

“本田ブランド”を守り抜こうという算段なのだが、アスリートが自らの価値を高めるにはグラウンドで結果を出すのが最善策。果たして涙ぐましい努力は実を結ぶか。

最終更新:7/6(木) 11:00
東スポWeb